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好きをシェアするnote #1

こんにちは、じゅるりです。
都内勤務、アート・エンタメ周辺のベンチャー企業で制作編集の仕事をしています。
趣味は三度の飯と音楽と散歩と読書…と、20代も終焉に差し掛かったここ1年ほどでようやく美容や日々の生活に関するコンテンツにも興味が出てきました。平成元年生まれ、新元号へと切り替わって間もなく30歳を迎えます。
上記の他にも、現職で年に数回海外出張の機会をいただくようになってからは、旅を通じて海外の文化に直に触れるのも大好きになりました。

そこそこ移り気で、比較的多趣味なほう?かな?とも思いますが、主には最初に挙げた4つです。音楽は聴くのも演奏するのも好き。学生時代から始めたバンド活動も未だにのんびりペースですが続いています。

さて、簡単な自己紹介はこれくらいにして、このnoteでは【私の毎日を支えてくれる愛すべきモノたちについて】、書いてみたいと思っています。
働くとか勉強するとか、社会で生きていくのって当たり前ですけど心も身体も疲れますよね。私は疲れます。
脳内にコウペンちゃん飼いならして都度自分を褒めてあげないとやってられないし、それだけじゃ満足できない私は何かにかこつけたりつけなかったりしながら、いそいそと身の回りに自分が思う「良い品」を揃えることに日々心を注いでいます。
とはいえ年収が1000万あるわけでもなければ名家の生まれでもないので、自分の生活が許す範囲内での小さな「自分へのご褒美」が基本ではありますが。

モノを選ぶこと、身に纏うこと、生活の一部として消費することはすべて自己表現だと思っています。
何を求めて、迷って、買ったり買わなかったりして、どんな時間を過ごすのか、日々の小さな積み重ねのすべてが自分を形作る…ってまあそんな堅苦しい心境で毎日過ごしているわけではありませんが、心が喜ぶ買い物のチャンスが訪れた時には、それは今本当に必要なのか、私の生き方に馴染むかどうか、できるだけリサーチして検討してから買うようにしています。(基本ケチなので不必要なモノや時間に極力お金を使いたくない)

インターネットを通じた下調べを重ね、実際に店頭で見て、手にとって吟味して、ようやく決断に至った購入品たち。レジで会計を済ませるまでに散々時間をかけてきた分、これらの品々に対してはいざ自分の所有物となったその瞬間から家族にも近い愛情が湧きがちです。
そして根がオタクなので、この愛すべき品々について語りたい。燃えたぎる愛を叫びたい。ねぇこの間買ったこれマジで最高なんですよ…。

…ということで、これまでは主にInstagramにて日常風景に紛れ込ませる形でお気に入りのモノの写真を長ったらしい長文共々晒してきましたが、友人に背中を押されたこともあって意を決してnoteに移行してみることにしました。
継続できるかどうかはわかりませんが、年も明けたし平成も終わるし、まずは始めてみます。

早速前置きが長くなりました。ひとつめはこちら。

ザン(効果音)。

財布です。

こちらは鞄修理師の「」さんが作られた牛革の二つ折り財布。昨年秋にInstagramで一目惚れして、年末の受注会でようやくゲットしたものです。
「灰桜色」と謳われるこの絶妙なピンクグレー…見れば見るほどどツボです。超美しくないですか。
内側が蛇腹になっているちょっと変わったデザインで、使い勝手的にはどうかな?と思ったのですが、これがまあ大変便利。
各ポケットにカード3枚は余裕でしまえるので、計10枚程度なら全く問題なし。私はそれぞれのポケットを「クレジットカード」「日常的に使うポイントカード(スーパーとかドラッグストアとか)」「何はなくとも要るやつ(免許証、保険証など)」と区分して使っていますが、ぱっと見分けがつきやすく取り出しやすいのでとても楽です。
金具の色はシルバーにしました(ゴールド(真鍮)にも変更可)。


で、その二つ折り財布とあわせて買ったのがこちら。山羊革の小銭入れです。
財布と全く同じ色…と見せかけて実際よくよく見ると結構違うのですが、ぱっと見はかなり似ています。
二つ折りの財布と同シリーズの小銭入れも商品としてあったのですが(当然同じ革・同じ色)、個人的にそちらのデザインがどうしてもしっくりこなかったため、悩みに悩んで敢えて違うシリーズのこちらをペアとして使うことに決めました。
元々は二つ折りの財布がターゲットだったわけですが、使い始めてからはなんと予想外にこの小銭入れへの愛情が日増しに深くなっています。(勿論二つ折りのほうも最高だけど)
というのも、この山羊革の柔らかさが本当の本当に最高なんですよ……。それに、手に馴染むゆるっと絶妙なフォルム。質感を例えるならば、今まさに食べごろの程よく柔い雪見だいふくを手に乗せているような感じです。わかりますかこの悦び。

ヌさんがこだわったという「押し口」も実に素晴らしい。
いわゆる「がま口」と似た機巧なのですが、留め具が外ではなく内側にあり、内の留め具を外から押して開けるから「押し口」。受け継がれる職人の知恵による、無駄を極限まで省いたデザイン。最高か。

ちなみにこちらも金具を選べたのですが、ゴールド(真鍮)にしました。
ペアで持つなら当然同じ色を…と当初は考えていたのですが、実際に見て手にとりじっくり眺めてみると、牛革と山羊革では色は似ていてもキャラが全然違います。
二つ折り財布はシルバーが、小銭入れはゴールドが、それぞれの革と金具の最適解であるように私には思われたので、そのようにお願いしました。
それに、きちんと揃ったスマートさも勿論美しいけれど、多少歪なくらいが私らしいかな、とも思ったり。

メインの財布と別で小銭入れを持つスタイルは初めてなので暫くはレジ前であたふたすることもありましたが、事前に心配していたほど面倒くさくもないかな…。
しいて言えば、ポイントカードを持っている店で明らかに小銭のみで済む会計なのにわざわざメインの財布も出さなきゃならない時にちょっと煩わしいな〜と思うくらい。
とはいえ、手に触れるたびに愛おしさが増しているので個人的にはちっとも苦になりませんが。

▶︎ヌ Offical HP: https://www.nleather.org/

「好き」が側にあると、それだけで戦闘力が上がる気がします。今夜はお財布を磨いて寝よう。

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