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プレゼンの本質

【私の鉄板ネタ2つ】

年明けに開催される愛知県主催の外国人介護人材受入セミナー。私は第四部を担当させていただきます。お題は「海外の教育機関の状況について」です。

主催者側から、異文化理解力についても触れて欲しいとの要望があり、私の鉄板ネタである、「海外介護教育」と「介護現場における異文化理解力」の2つを披露させていただきます。

上記2つは、何度か発表の機会を頂きましたので、だいぶネタとして仕上がってきています。発表の度に、何度も何度も修正を加えてきましたからね。

プレゼンで意識しているのは、聞き手が知りたい現地の一次情報と、私の物語から導き出した〝インサイト〟です。それをどのように表現して伝えるか、毎度頭をひねっています。

上記2つ以外にも、今後作っていきたいネタは、「人生100年時代の介護士の新しいキャリア形成」と「日本の介護を世界に届ける」です。まだまだ私の体験が足りないので、ネタとしてまとまっていませんが、徐々に創り上げていこうと思います。

【M-1が好き】

2020年のM-1ですが、皆さんご覧になりましたか?弊宅にはテレビがありませんので、ネタだけYoutubeで見ました。準決勝からネタを見るくらい、お笑いは好きです。

今年優勝したマジカルラブリーのファイナルステージのネタは規格外でしたね。審査員の票も割れましたが、優勝は優勝です。M-1の優勝ですから、マジカルラブリーの人生もこれから大きく飛躍していくでしょう。

M-1のネタ自体も面白いのですが、M-1を通して芸人がどのように人生のステージを駆け上がっていくのか、そんな人生ドラマを見ていくのも楽しいですよね。

サンドイッチマンや、去年優勝したミルクボーイのM-1優勝前の苦労話を聞くと涙が止まりません。。人生が変わる瞬間ってホントにあるんだな、そんな豊かな体験ができて羨ましいな、と感情が揺さぶられます。M-1は本当に楽しいです。

【プレゼンの本質】

さて、今回のマジカルラブリーの優勝ネタは、ちょっとした物議を醸しだしています。あのネタは漫才なのか?論争です。

ネタを見た人ならわかると思いますが、言葉の掛け合いで笑いを取るのではなく、パントマイムのように動きで笑いを取りにいっています。好きと嫌いが結構分かれるネタだなと思いました。

それに対して、私の好きなサンドイッチマン伊達さんの見解はこうです。

センターマイクに向かって舞台袖から出てきて『どうも』と始まれば、それは漫才。

漫才の定義なんて、それくらい。
漫才と言うのは………みたいな、そんな難しいもんなんか無い。
面白ければそれで良し。

ホントにそうだよな~、と納得します。お笑いなんだから、面白ければそれで良しですよね。

この件について、審査員を務めているサンドイッチマン富沢さんの見解も読んでみました。富沢さんの記事にも同様なことが書かれています。

お二人の漫才についての見解に触れて、形式に囚われてしまうと、本質からズレてしまうこともあるな、という気づきがありました。

この気づきは、私の場合プレゼンをする時に活かせそうです。プレゼンの本質は、プレゼント。相手をいかにして喜ばすか、です。

プレゼンの形式に囚われ過ぎずに、〝どうしたら与えられたテーマに基づいて、聞いてくれている人たちを喜ばせられるか〟〝何か行動を起こしたくなるような気付きを与えられるか〟に集中すればいいんだな、と分かり、少し気持ちが楽になりました。

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