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見立てを知って、気功にハマる

気功にハマり出す

 少し前から気功にハマッています。

 最初は昨年12月半ばから、腕振りのスワイショウを始めました。

 今年に入って、このSei書で、立禅のやり方が述べられていたので、始めました。

 盛 鶴延『気功革命』で、三円式站椿法として紹介されているものです。

 ただ、本腰を入れて取り組むようになったのは、2月下旬からです。

 というのも、それまで、氣をはっきり感じられず、前向きになれなかったのです。

「見立て」で、気功習得の進歩が早くなる

 先週、氣を感じる上で大事な「見立て」について、Sei書で知ってから、俄然、やる気が湧いてきました。

 Seikiさんは、「見立て」なしに気功の修行をやっていても、効果は限定的と述べています。

 Sei書の記事から引用します。

「見立て」とはなんぞや?
というと、たとえば落語家なんかが持っている扇子を
「箸である」として啜る動作をしたり、
「刀である」として斬りつける動作をしたりするのが「見立て」ですね。

この「見立て」の極意は、信じるのでもない、かといって信じないでもない、第3の状態「不信の停止」です。
「信じない・信じられないことを、今は止める」

 情報収集の際の「保留」に似ています。

「見立て」で何をしているのか?

 落語家は見立てで、何をしているのか?

・これは演技ですよ
・フィクションですよ
・パフォーマンスですよ
という、日常とズラした形にすることで、観客は素直に世界に入り込めて、楽しめて、笑えて、安心してドキドキハラハラできて、演目が終わったら日常に戻れるって現象が起こるんです。

 それで、気功の際に、見立てを取り入れた方が進歩が早いと、Seikiさんは指摘しておられます。

立禅をやっていると、手と手と丹田の3点で気のボールを抱いているような感覚になってくるんですが、自然とボールを感じられるようになるまで根気よく続けてもいいんだけど、最初から「気のボールがある」と「見立て」て行うと、進歩が速いんですよ。

見立てるがわかると、気功が面白くなった

 私は最初、「見立て」をよく理解していなかったので、両手で氣のボールを抱えているイメージでやっていましたが、ボールの体感が全くなく、やる気が低下していくのを感じました。

 先週、もう一度、Sei書の「見立て」の記事をよく読んで、「あ、そういうことか」と理解でき、それで取り組んでみたら、あっさり氣のボールの体感を得られました。

 また、余裕のある時は、手に氣のボールを作ることを、最近はやっています。

 見立てるとすぐにできますが、見立てないと、ちょっと時間がかかります。

 ドラゴンボールで、キャラたちが、手に軽い氣弾を作ることがありますよね。あんな感じです。

 ただ、氣弾として安定させることはできないから、見立てをやめるか、手を開くと、玉はなくなる。

 でも、手はビリビリしている。

 漫画やアニメの、エネルギーを使ってキャラが何かする作品は、いろいろヒントになります。

 3/17(木)に、アニメ「ストリートファイター2」で、リュウが波動拳を出す時の動作をしながら、「見立て」で氣を練ったら、本当に練れてしまいました。

 が、別に波動拳として出すわけではないので、収功で下丹田に収めました(笑)

 『HUNTER×HUNTER』の念能力における「纏」や「周」は、「見立て」でできると思います。使い道はありませんが(笑)

見立てはいろいろ応用できる

 「見立て」を取り入れると、気功のような、見えないものの習得がスピードアップします。

 そして、これは、何も気功に限らず、大勢の前でスピーチする、サラリーマンから独立したばかりの時にも、取り入れることができます。

 詳しくは、Sei書をお読みください。


孫悟空は亀仙人のやっていることを見よう見まねで見立てた

 『ドラゴンボール』の初期、亀仙人がかめはめ波を放つのを見て感動した悟空が、すぐに自分も真似てしまいましたね。

 あれも一種の見立てで、「ひょっとして、こうしたら自分にもできるのでは?」というのでやってみたら、できてしまったという見方もできるように思われます。

今はまだ手からエネルギーが出ていなくても、出ていると「見立てる(フェイクする)」
現在まだチャクラが開いていなくても、開いていると「見立てる(フェイクする)」
実際に・現実にできるようになるまで(till you make it)。

 これは、イメージを使う瞑想やワーク、エクササイズ、何でも応用できます。

 「これ、うまく体感できないな」というものがあれば、「見立て」を取り入れてみてください。

「見立て」で不信を停止し、とにかくやってみる

 「見立て」の極意は、「不信の停止」。

 スピリチュアルなものや不可視なもの全般について、信じていなくても、とりあえず、そのワークをやっている間は、「それ」があると見立ててやってみる。

 気功修行に限りませんが、これはやってみなければ、わからないものです。

 気功をやっている間は、中二に帰って、波動拳を出す真似をしてみる、かめはめ波を出す真似をしてみる。

 そういう風に考えてもいいかもしれません。

 私のような中二病の罹患者は、多分、見立ては、すぐにわかると思われます(笑)

余談:気功は健康維持にオススメ

 なお、自分で自分の健康の面倒を見たい人に、気功は有用です。

 盛 鶴延『気功革命』は、初心者が段階を追って、気功を習得していけるように書かれているので、お勧めです。

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