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20代単身のマンション購入記 その13 ~契約後の諸手続~

20代単身のマンション購入記、本編その13です。
契約完了後、引渡までの期間までの話になります。

引渡まで時間があまりなかったので、結構タイトな日程で諸々の手続きをこなしました。

(注1)当記事はどちらかというと自分用の備忘録としての側面が強いです。住み替えることもそう頻繁にあるわけではないと思うので…(購入したのでなおさら)。最後に引っ越した時からかなり時間が空いており、引っ越すとき何するんだっけ!?と記憶を失っていたので備忘録的に書いていきます。購入済の方にはあまり参考にならない内容かと思いますのでご了承ください。

(注2)法律や制度の改廃等により当時とサービスの内容が異なっている場合があります。最新の情報は自身でご確認ください。



住宅ローン

売主の提携ローンのうち、仮審査を出して承認を受けた4行から1行を選んで本審査に進みました。金利の低いネット銀行にすることは大筋で決まっていたのですが、もともと口座を持っていた銀行にするか金利の条件がより良い銀行にするかで悩みました。
結果的に金利の条件が一番良い銀行にしたのですが、決めた後にもう一方の銀行から電話がかかってきて、キャンペーンで同じくらい低い利率にできると言われ「早く言ってよ~」となりました。

口座開設と本審査の手続きはスマホで必要書類をアップロードするだけで案外簡単でした。平日忙しい中で銀行に出向かなくていいのは楽でした。
また、現状は健康不安も特になかったため、団信は金利を上乗せせずとも標準でついてくるものにしました。銀行によっては年齢で優遇されたりするプランもあるので、この点若さと健康は正義だなぁと思いました。

本審査の承認は1か月かからないくらいで下りました。

本審査承認後、契約時の手続きも一部は郵送でしたが、ほぼスマホで完結しました。印鑑証明や住民票などもマイナンバーカードがあればコンビニで取得できるので役所に出向く必要もなく便利でした。

変動or固定、どちらにするか問題ですが、金利が低いうちに残債を減らしていく戦略で変動にしました。ボーナス払いなしで毎月粛々と返済していく予定です。

オプション

契約後、オプションの説明を受けました。

建築オプション
竣工済みだったので既に選択の余地はなかったのですが、竣工前だと水回りや照明のグレードアップ、間取りや面材、コンセント位置などをいじることができたらしいです。これをやったらもう沼ですね…

ここでひとつ言わせてください。
単身向け間取りあるある:販売期が遅くて建築オプションが終わっている

・インテリアオプション
エコカラット、姿見、造作棚、コーティング…インテリアオプションだけでも多岐にわたりましたが、カーテンとエアコンに課金することにしました。オプションはだいたいなんでも高いですが、自分で取付業者を探す手間が省けるうえ、入居時に完備されているので楽です。部屋が狭く取り付け箇所も多くなかったため、それほど出費は膨らみませんでしたが、お財布と相談しながら取捨選択していきましょう。

エアコン、カーテンともに実店舗とショールームで現物の確認をしました。
カーテンはインテリア会社で提携しているメーカーのカタログを見て気になった生地サンプルを取り寄せることができたのですが、他のメーカーで選んでもいいということだったのでカタログからの取り寄せに加えて他社のショールームも見てきました。
ショールームなるものには初めて行ったのですが、実物がたくさん展示してあって楽しかったです。気になった生地サンプルをたくさん持ち帰って日光に当ててみたりして検討しました。賃貸時代は既製品のカーテンを使っていたのですが、オーダーカーテンはテンション上がりますね。種類が多岐にわたりだいぶ迷ったものの、最終的には機能性も高く部屋の雰囲気に合うカーテンを見つけられてよかったです。

引越業者の選定

契約からしばらくして、幹事会社と引越の日程調整をしました。幹事会社は大手の業者で、システム上で希望日を入れて抽選する形式でした。

引越日程確定後、引越業者に見積を依頼しました。幹事会社は決まっているものの、他の業者を利用してもいいということでした。幹事会社のほうが段取りもスムーズなので幹事会社にするつもりでしたが、価格交渉目的で幹事会社+もう1社に見積を依頼することにしました。

・幹事会社の見積
まずは幹事会社に見積に来てもらいました。

引越時期が繁忙期だったこともあってか、単身かつ徒歩圏内での引っ越しであるにもかかわらず想像を超えた高額での提示。地方から東京に出てくる時、もっと安かったんですがどうして…
(※)非繁忙期かつ数年前のことなので事情が変わっているかもしれません

価格交渉も一応してみたのですが、これ以上は頑張れないですとキッパリ言われてしまいました。

・他業者の見積
幹事会社との交渉を保留し、他業者との見積へ。前回の引越の際に依頼した某大手業者です。

過去のデータが残っているようで、話もスムーズに進みました。金額も幹事会社の約半額で概ね想定していた予算通り。さらにそこから少しだけですがサービスしてもらえたので、幹事会社には断りを入れてこちらにお願いすることにしました。
こちらの業者は以前の引越の際にスムーズに作業してくださったこともあって好印象でかつ、荷造りの段取りも以前と変わっておらず勝手も同じということで安心感も大きかったです。

結果として幹事会社を使わないことになってしまったのですが、幹事会社を使わずに自分で手配した業者を利用する際には、トラブル回避のためにも引越の際のルール(指定された時間帯・トラックのサイズや停車位置・搬入動線など)を業者と正確に共有しましょう。

火災保険

入居手続会(後述)の際に売主の担当者から案内があったので、提携割引が適用される保険会社の見積をお願いし、その中で比較して選びました。
ネット保険で探すともっと安かったりするようですが、補償内容や割引率も悪くなく、想定していた価格水準に収まったので売主が提携している保険会社を利用することにしました。

地震保険は安心のために付けましたが、正直高いですし、マンションの構造や立地条件などを考慮して付けるかどうかの判断は個人の好みでよいかと思います。また、保有している家財に特に高額なものがあるわけではないので家財保険は付けませんでした。最長で5年ごとの契約になるので、次回契約時には実情も踏まえて見直すと思います(まだ住んでいるといいなぁ)。

入居手続会

引渡の1.5~2か月前くらいに入居手続会がありました。場所はモデルルームではなく、売主のオフィス。営業担当者ではなく契約担当部署の方が出てきました。

手続会では資金計画の最終確認や、今後の登記や引越会社の確認、火災保険の案内、今後の手続きに関する具体的な説明などが行われました。実務的な話が中心で、ついにマイホームが現実になるような実感が湧いてきました。

内覧会

引渡の約1か月前に内覧会がありました。指定されたのは平日の午後だったため、半休を取って現地に向かいました。

共用部の説明の後、購入した部屋に入り、売主の担当者と施工会社の担当者と一緒に不備がないか確認していきました。不備があった箇所には付箋で目印をつけていきました。
部屋が狭かったので内覧業者はつけませんでしたが、内覧のチェックポイントはこちらのサイトで事前に確認しました。当日の流れから持参物までポイントが記載されているので参考になりました。

不備があった箇所については後日改めて確認ということになりました。ただ、部屋が狭いこともあってか軽微な不備しか見つけられませんでした(見つけられなかっただけ?)。

その後、部屋の採寸をする時間があったので、採寸もしつつ時間を目いっぱい使って空の部屋の写真を撮りまくりました。昼間晴れている時間帯に部屋に入ったのは初めてでしたが、想定通りの採光と眺望で安心しました。

家具家電の新調

内覧会で実際の部屋の色味や寸法を確認した後に、いくつかの家具家電を新調しました。とはいえ、仕事が多忙な時期と重なってしまったことや他に検討しなければならない事項が多く余裕もなかったこともあり、入居前に新調したものは多くないです(ラグとゴミ箱、掃除機くらい?小物しかないな…。オプションのエアコンとカーテンでお腹いっぱいになった感はある)。予算と相談しながら入居後に少しずつ買い替えていっています。

転居に伴う諸手続き

視界から消えるとすぐになかったことにしてしまうタイプなので、入居までの間に必要な諸手続きは紙に書いたTodoリストで管理し、終わったものにチェックをつけて進捗状況を可視化していました。旧居の賃貸借契約の解約通知、ネット回線の解約、電気ガス水道の住所変更、郵便物の転送、粗大ゴミの廃棄、etc…とにかくやることが多いです。粗大ゴミは自治体によっては希望日が埋まっていたりするケースがあるので日程だけ早めに押さえておくのが吉です。
後手に回るとしんどくなるので、紙でもスマホでもいいのであらかじめリストアップしておき先に着手できそうなことは早めに進めておくことをおすすめします。久しぶりの転居、昔の記憶も失っておりやることが多くて大変でした。短期で引越を繰り返す人すごいなぁと引越をする度に思います。

おまけ

モデルルームの来場者アンケートやSUUMOの新築物件購入者アンケートに回答すると商品券やアマギフがもらえたりするので小遣い稼ぎにやっていました。
たいていの場合1件当たり500~1,000円くらいですが、SUUMOは5,000円分もらえます。ありがたくいただき、家電の購入に充当しました。