今日はただのボヤキです。まあ、いつもだけど。
1月下旬に働き始めてから、少しずつお金が入ってくるようになり、無事にカレッジのプログラムも修了、やっとこさ落ち付いた平穏な日々を送れるようになってきました。

だからなのか、職場で時々ぼんやりと、「なんで私は、こんなカナダの果てで、カナダ人に囲まれて働いとるんやろう…」とか、なんか急に客観視というかなんというか、そんなことをふっと思うことがあります。
別にそれが不満とかイヤということではなく、なんかこう、気づいたらこんな遠くに…　みたいな不思議な感覚ですね。

この間ふと思ったのは、アレみたいだな、アメリカ中西部あたりで、風でコロコロ転がる草の塊。

Tumbleweed というらしい。こういうやつ。

Tumbleweed で画像検索すると、いろいろシュールな写真が出てきて面白い。

そう、風の吹くまま、たいした意志もなく、コロコロと、このカナダの東の果てに流れ着いて、はや幾年…

と、職場で遠い目になってしまう。

そして、「自分は一体いつ、日本に帰るのだろう…」とも考える。
せっかく永住権は取ったものの、どうにも、カナダに骨を埋めるイメージが浮かばないのよねー…　別に「老後は絶対日本に帰りたい！」とかでもないんだけど。このままカナダにいられるなら、それはそれで全然良いんだけど。

でもねえ、やっぱり親のこととか自分の健康のこととか考えると、やっぱりいずれは日本に帰るのかなあと思ったり。
てか、別に今帰ったっていいわけなんですよ。絶対日本には住みたくない！とかでもないので。
日本でまた、派遣社員でもなんでもやって、会社の人と飲みに行ったり、友達とお出かけしたり、そういう平和な日々をまた過ごすのもいいよなあーと思う。親と一緒に暮らせばいらん心配もせんでよいし。

じゃあなんで今そうしないのかなーと考えると、やっぱもうちょっとカナダにいたいんだよなー、という気持ちと、あとはやっぱり日本の景気がな…　というのがあるんだな。

今はまだ全然働き始めたばっかりで絶賛試用期間中だし、下っ端の下っ端だけど、ぶっちゃけると、今までの人生でもらってた給料の中では、一番もらっていると思う。（今までが薄給すぎただけというのもあるが）
個室も与えてもらって音楽聞きながら仕事して、幸いなことにとても良い環境で働けていると思う。今のところは…
日本に帰って、同程度の待遇で働けるならいいんだけど、私の経歴ではそうはいかないだろうなあ…　

と、書いてて今、なんとなくトップの写真を差し替えました。（カナダ国旗の写真だったんだけど、なんか前にも使ったことある気がしたので）

そう、この超絶キュートなネッコは、今住んでいる家の、大家さんの子。
写真を見ていて、そうだったそうだった、この子ともっと一緒にいたい！と思ったのも、永住権を取ろうと思った理由の一つなのだった、と思い出した。
アホみたいだけど、これはわりとマジである。というわけで、この子は私の運命を変えた猫といっても過言ではない。こんなかわいい猫と暮らせて、私は本当に幸せです。（何の話でしょう）

まあ、よほど何か劇的なことが起こらない限り、このままぼんやりとカナダにいるのかもなあ…
現地にパートナーがいるでもなし、お気楽な独り身ゆえ、撤収しようと思えはいつでも撤収できるというのは、恵まれているともいえるのかも…

と、とりとめのないボヤキでした。