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いろいろ急展開で大変

1月15日の深夜(というか、16日火曜日のAM)にカナダの僻地に戻ってきたんですが、そこから一週間もしないうちに、いろいろ怒涛の急展開を迎えてドタバタしておりました。しかも絶賛時差ボケ中でつらい。

何があったかといいますと、一言でいえばいきなり仕事が決まったんです。なぜ。



カナダに戻った2日後に面接を組まれてしまう

さかのぼると、11月まで話は戻るんですが、簡単にいうと、学校の紹介で地元の建設会社の会計ポジションを紹介されていて、最初は遠くて通えないし、建設会社とかなんかヤカラっぽいから無理!とビビッて断っていたんですが、例のカネでモメたクセ強スタッフに再度ゴリ押し(?)されて、まあ経験値を上げるくらいのつもりで、シブシブ受けてみる流れになっていたのです。

そして年明け、実家でゴーロゴロとくつろぎきって完全に油断していたところ、クセ強スタッフから「いつこっちに戻ってくる⁉面接の日にちを決めるぞ!」と連絡が入り、あれよあれよと面接の日程が組まれてしまったのであります。
しかも、カナダに戻った翌々日に。
乗り継ぎ含めてトータル20時間の長旅を終え疲労マックス、その上、時差13時間の強烈な時差ボケという最悪のコンディションであることを、きゃつは知ってか知らずか、鬼畜のようなスケジュールを組んできたわけである。しかも、面接の打ち合わせのために、前日(つまり私がカナダに帰った日の翌日)に、学校へ来いと言う。鬼畜オブ鬼畜。優勝である。

面接の準備をしろと言うが

しかし私はまだ学校のプログラムが修了しておらず、面接の練習とかなーんにもしていない丸腰状態なのである。
しかも1ヶ月以上日本に滞在していて、英語はおろか、学校で勉強したことももはや何一つ頭に残っていない状態。オワテル…
クセ強スタッフからは、「面接でよく聞かれる質問集」みたいなワードのテキストが送られてきたのみ。そして「YouTubeで、会計ポジションの面接動画とか見とけや!」とだけ。期待を裏切らぬゴミ対応。

しかも、「ジョブタイトルとか、仕事内容、どういう背景での求人なのか?」と聞いても「知らなーい」とだけ。キングオブゴミ。詳細を聞けよ!それがオマエの仕事だろうが!
仕方なくいろいろググったり、言われた通りYouTubeの動画を見まくる私。真面目!
そしてカナダに戻る前に、例の質問集に、自分なりの答えを書いたものを添付し「見とけや」と送信。ホントに見たのかどうか分からんが、直後に「すっばらしいわ!」と返ってくる。ホントかよ… というどす黒い疑惑がとめどなく沸き上がる中、ついにわたくしはカナダへと旅立ったのでありました。

付け焼刃で臨んだ面接当日

長い長いフライトを経て、疲労と時差ボケでヨレヨレの状態で学校へと赴き、クセ強スタッフと対面するも、絶望的なことに、たいした意味のない会話が交わされるのみであった。
面接の練習でもしてくれるのかと思っていたが、それすらなく、さすが期待を裏切らない平常運転を徹底してくれた。

仕方なくまた家で、job interview 関連の動画を見まくり、ひたすら不安にさいなまれる。「Tell me about yourself 」「What is your strength?」等の王道の質問にとどまらず、会計ポジションの場合、Bookkeeping や、会計に関しての質問をされることもあるらしい。もはや習ったことは何も頭に残っていないがゆえ、ただただ不安になることしかできず、「ええい、今回のはただの練習!場数を踏むしかない!」と開き直って当日を迎えるより他なかった…

そして迎えた当日。ありがたいことに大家さんの娘さんが現地まで車で送ってくれたので、少し緊張が和らぐ。
事前に聞いていた通り、2人のオッサンが迎え入れてくれて、面接スタート。二人ともスウェット姿で、一応シャツを着てきた私を見て「オレらはこんな感じでいつもカジュアルなんだよ」と少し気まずそうであった。いえ、この僻地の建設会社ですから、そりゃそうでしょうよ、私も仕方なくシャツを着てるだけです、と言いたかったが、一応黙っていた。
そして今回の求人の背景というか、彼らがおかれている状況、仕事内容などをざーっと話される。

そしてひと段落ののちに、私のレジュメ(このレジュメだが、その前に応募させられていた他社向けのレジュメを、クセ強スタッフは何の修正もなしに提出していた怒)を見ながら、「なんか面接にありがちな質問とかしたくないんだよ」と言われ、「なんか聞きたいことある?」と、逆に質問を促される。私も特に思い浮かばず、「社員は何人くらい?」とアホ丸出しの質問をすると、2人は「14人くらい…?」と、これまたぼんやりとした答え。
(いや、わからんのかい!と思ったが、関連会社が入り乱れていて、カウントの方法によるなあ… ということだった)

その後も、「なんか質問ない?」と聞かれるばかりで、驚いたことに、結局最後まで私が何か質問されることはなかったのである。準備の意味…
なんか、この二人の感じもまあまあ良く、ここで働いてもええかなと(何様)思い始める私。

この流れはもしや…?

というかそもそも、今回のこの話は、無給のインターンなのか、それともちゃんとした採用になるのかが謎だったのだが、会話の中で「OJTやで」と言われた気がしたので、やっぱ無給か… と思っていたのだが、最後になって「給料はどのくらいほしい?」と聞かれ、「⁉」となる私。
しかし、これはあくまでも、インターンが終わった後に、首尾よく本採用となった場合の話だと思い直した。
(そして、YouTube動画で「希望収入を聞かれても、絶対に具体的な数字を答えるな!」と見ていたにもかかわらず、まんまと「$〇〇くらい?」と答えてしまう私。ダメすぎる。)

さらに、「いつからでも来られるんやな?」と聞かれ、「明日でも来週でもいつでも」と調子よく答える私。
で、「ほな社長と話してまた連絡するわ」と言われ、面接は終了。
え、これ、普通に採用の流れでは…?

予想外の展開

面接終了後、クセ強スタッフに「終わった。よくわからんけど、うまくいった気がする。」と一報だけ入れる。
何か、会社側から学校に連絡が行っているかなと思ったけど、クセ強は「良かったね」とだけ返してきたので、特に何も聞いていないようだった。

そして翌日。
メールがきて、「昨日はお疲れさん、入社してや」と、突然のジョブオファーが届いたのである。しかも、普通に給料も明記してある。
え?インターンじゃなくて、本採用なの???と改めてビックリするわたくし。
何か自分が見落としている、あるいは勘違いしているのではないかと何度もメールを読み返し、契約書類を読み直したが、やはり給料の出る本採用らしい。NAZE⁉
(ただし、試用期間が半年あって、いついきなり切られるかは分からない…)
ビックリして、クセ強スタッフに連絡し、「ジョブオファーが来た!向こうから何か連絡来てる?」と聞くも、「おめでとう。何も来てないw」と…

なんかこう、かなり合理的というか、ざっくりというか、ラフだなと…
あんなよくわからん面接ともいえない面接で決めてしまうんか…
しかも学校経由での紹介なのに、特に報告せんのかいw
それにしてもなぜいきなりの本採用???

いろいろな思いが頭の中をぐるぐると渦巻く。

そして何よりも、ホントに私でいいの⁉ 大丈夫⁉という不安が尽きない。

不安しかない

仕事が決まったのはとてもうれしい(というより、とりあえずもう就活をしなくて済むのがうれしい)し、やっと無収入の日々が終わるという喜びもあるのだが、それよりも、果たして自分に務まるのか?英語で仕事なんてできるのか?そして通勤どうすんだ?といった諸々の不安の方が圧倒的にでかい。せめて半年くらいは使ってもらえたらいいんだけど…
ヘタしたら数日でクビになる可能性もあるので、本当はここに書くのも悩んだのだけど、一応、状況に変化があったということで記しておく。
また数日後には、「無職に逆戻りw」とか書いてるかもしれません。ガチで…
あのクセ強スタッフが、例のごとく、あることないこと言って私のことをゴリ押ししたんだろうなあ、と思うと大変気が重い。いざ仕事を始めてみたら「オイィ!聞いてた話と違うやんけ!オマエ、何もできんのかい!」ってなりそう。なるよなあ… そして英語すら怪しいし…

そんなわけで、カナダに戻ってきて1週間も経たないうちに怒涛の急展開を迎えて、なぜか仕事が決まりました。

そしてカレッジの勉強ですが、仕事しながら継続せねばなりません。仕事が決まったことで、ちょっとデッドラインが延びて、3月下旬までにすべてを修了させることとなりました。こちらもどうなるやら…

とりあえず月曜日から仕事です。怖い… またそのうち経過を書きたいと思います。とりあえずそれが、「無職に戻りましたw」という報告にならないことを願う…



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