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あんまり好きじゃない人と付き合った方が上手くいってしまう

久しぶりに恋愛について書く。多分恋人が読んだら悲しくなってしまうようなことだけど。

4月から付き合っている彼女と、もう4ヶ月間仲良くさせてもらっている。彼女の実家にも何度か行って、ご両親とおばあちゃんにも挨拶した。

いまの彼女はめちゃくちゃ美人で、僕が付き合ってきた中で1番外見がいいと思う。でもこれって主観だし、人の見た目をどうこう言う時点で失礼なことだからあまり言わないようにする。言い換えると、僕がとても好きな顔つきだ。

彼女のことは好きだし、話していて楽しい。価値観が違うからいつも発見がある。

しかし、どこか距離をとってしまうというか、好きで好きでたまらない状態になれないところがある。

それは前述の価値観の違いによるものだと思う。ある程度の違いは気づきをくれるし、似ていないからこそ惹かれるということは絶対にあるので、違いは大切にしている。

しかし、「これはちょっと…」と思うことも多い。

例えば、傘の持ち方。彼女は傘を閉じているとき、傘の真ん中あたりを持って歩く。これでは傘の先端が後ろに向くので、背後の人が危険だ。それに、子供の顔の高さでもある。たまにこういう持ち方をするご老人を見かけるけど、彼女がそれをしていた時、僕は少し引いてしまった。

「傘、危ないよ」僕がそれとなく注意すると「え?あ、うん、そやね」と彼女は素直に柄の部分を持ち直してくれた。素直なところも彼女のいいところだ。しかし、この悪気のなさが疲れるポイントでもある。

もうひとつ。

一緒に過ごしている時に、スマホの写真を彼女に見せることがある。写真じゃなくても、画面を共有したい時に「これ見て」と見せる。よくある光景だ。

その時、彼女はよく僕のスマホを奪い取って、スクロールしたりスワイプしたりする。それがめちゃくちゃ嫌なのだ。

僕が見せたい写真は1枚だけで、その他には正直見られたくない写真もある。なのに、勝手に何枚も見られるのは不安だし、触らないでほしい。

それを言うと「そんな怒らんでも…」と呆れられた。

この辺の価値観の違いを目の当たりにするたびに、僕は冷静になる。

◇◇◇

しかし、関係がうまく行っているのも事実なのだ。

今までの失敗は、僕が相手を好きになりすぎて周りが見えなくなって自爆する、というパターンが圧倒的に多かった。

しかし、今回みたいに定期的に冷静になるイベントがあると、自分を客観視できてしまう。そのため、変に余裕ができるので相手に落ち着いた印象を与えるのかもしれない。

好きで好きでたまらない人と付き合うと上手くいかないし、反対にうまく行っている時は相手をあまり好きではない、というジレンマに悩んでいる。

かなり失礼なことを書いてしまった。この価値観の違いが耐えられなくなった時、あるいは彼女が僕に愛想をつかした時がこの関係の終わりだ。

できれば今回の恋愛は大切にしたいと思っている。

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