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須磨の海は大阪湾というふしぎ

須磨の海は、私にとって特別な場所です。生まれ育った土地であり、その風景には深い思い入れがあります。最近の市政の開発によって、須磨の海も変わりつつあるようですが、以前は昔ながらの松林が風流でノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。

実際、須磨の海は大阪湾に面しているものの、地理的な位置から時折、瀬戸内海と思われることもあるようです。須磨海岸は淡路島との兼ね合いもあり瀬戸内海のように穏やかで、晴れた日には目の前に淡路島や四国の一部、遠くは和歌山や大阪の山々まで見渡すことができます。

地域の名称が地理的な特徴と異なることは、歴史的な経緯や文化的な要因が影響しているのだろうと思いますが、将来的には「神戸湾」という名前に変わる可能性もあるかもしれないなと。

例えば、理論的には神戸市長が須磨の海を“大阪湾“から“神戸湾“に変える提案をすることも可能ではないか。もちろん地名の変更には広く一般市民や地域住民の意見を求める必要がありますし、地名は広く認知されているため、変更には説明や社会的な合意を得ることが重要でしょう。

こんな事を妄想していると、行政が広く一般市民に意見を求めることの重要性を痛感します。市民側も、行政や市民と対等に円滑に意見を届けることが大切だと感じますが、現状ではそうした取り組みがどれだけ進んでいるのか疑問です。

須磨の海には私のこれまでの思い出が詰まっていますが、この素晴らしい場所が未来にも大切にされるよう願うと共に、地域の歴史や文化、地域住民の声を大切にしながら、より良い未来を築いていくことが大切だと思いました。自然のままの須磨の海がいつまでもそこに在りますように。

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