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中国図書の聖地は神保町にあり

街の本屋さんに行っても中国語学習本や中国関連書籍は置いてありますが、ここぞ!という時に語学から文化から歴史からエンタメから・・オールジャンルの書籍が揃う書店があったら便利ですよね。そこで私が強くオススメしたいのが世界一の本の街、東京神田神保町にある東方書店内山書店です。

この書店の存在を知ったきっかけは大学時代に卒論を書くための出典集めでした。学校の図書館や東京の大きな書店もいくつかまわったんですが、中々かゆい場所に手が届かないというか・・私の当時の研究テーマが「孫子の兵法」であり、様々な中国古典を参考資料として読みたかった事もあってそこそこマニアックな本を求めていたんです。そこでネット検索ですぐにヒットしたのが両書店。私の探していた本はすぐに見つかっただけでなく、しかも中国書籍専門なだけあって、中国語関連本の多彩さも去る事ながら、中国の食文化や武術、中医学、中国の小説(最近だとSF小説の三体などが大人気)なんかもほぼ置いてある感じで、ウインドウショッピングするだけでも圧巻の満足度。

卒論を書き終わった後にも折りに触れてお世話になっており、貿易会社で使うかなり専門的なビジネス中国語の書籍や、趣味の武術関連書籍など、おそらく私の本棚の中国関連書籍の半分以上は東方書店&内山書店で買い揃えたものだと思います。

東方書店と内山書店は、神保町の駅から歩いてすぐ。しかも同じ道の向かい合わせにあるのでアクセスも便利。神保町に立ち寄った際には必ず二箇所覗くようにしています。しかも店長や書店員さんがとても親切で、様々な中国関連話もしてくれるので中国マニアの憩いの場みたいな機能も果たしています。

おそらく全国津々浦々、中国専門書店はあるかもしれませんが、量・質ともにこの2つを超える書店はそうそう無いのではないでしょうか。

神保町には昔ながらの純喫茶や定食屋さん、さらにガチ中華のお店も多くて1日いても飽きないスポットでもあります。

皆様もお立寄りの際はぜひ東方書店と内山書店、のぞいてみてください。


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