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想定内か、想定外か

以下は、以前他のブログで公開していた記事です。(公開日:2023.9.14)
原文そのまま移してますので、ジャニーズ表記となってます。ご了承下さい。

     🐱🐱🐱🐱🐱🐱🐱

事実認定会見以降、雪崩を打つようにジャニーズ離れが加速してますが、あの会見を行った3人、ジュリー元社長、東山新社長、井ノ原さんはこの展開を予測できていたのでしょうか?

もしかして、「恥を忍んで、身内の不祥事(事実であれば重大犯罪だということをわかっていないフシあり)を潔く認めて謝罪すれば、世間によくやった!と褒められてイメージ回復して、ジャニー喜多川との訣別を宣言したクリーンな我々で再出発!」とかムシのいいことを考えてました?

それとも想定内?

もし、想定外で、今になって慌ててるのだとしたら所属タレントに対しても関係先に対しても無責任すぎる。


この問題が出てきてからのジャニーズ事務所の対応って、傍から見てて全く理解できない。何考えてやってんだろう?どういう考えでそういう決断になったんだろう?と不思議でならない。


BBCの報道が出てからもずっとダンマリ。聞くところによると、報道されるずっと前から取材していたらしく、事務所への取材依頼もあったという。それも断っていたらしい。

という事は、報道が出るだいぶ前からわかってたって事だよね。なんで何も対策を講じてなかったの?BBCの報道が出て少しずつ日本でも報道されるようになって、世論がザワついてきてからようやくエラい事になってきた!と慌て始めた印象ですが。

これまで通り、日本のメディア(文春等一部週刊誌を除く)は華麗にスルーしてくれるから問題ない、とタカを括ってたんかしら。

外圧に弱い日本人の心理を舐めちゃあいけない。

天下のBBC様が報じた!とのインパクトは日本の世論には大きかったと思うゾ。

その後の対応と言えば、「社長が出てきて謝罪しろ!」という世論の圧力に押されて渋々謝罪動画を出し、「第三者委員会を作れ!」という世論の圧力に押されて渋々第三者委員会を立ち上げ、「事実と認めろ!」という世論の圧力に押されて渋々事実認定。


・・・あなたたち、自分の考えというものがないの?(呆)

アホか。世間にこうしろ!と言われたら何でもするんか?

もう、自分たちでも何していいのかわからなくなってるんだろうか。


世間の人たちが求める事をやってきたのに、信用回復どころかどんどん状況が悪くなってくじゃない!なんで?どうして?私たち、これからどうしたらいいの?って頭を抱えてるところかしら?


最初から間違ってたから、何をどうやってもどうにもならないと思うんですけどね。やればやるほどドツボにハマってる感じに見えますが。

こういう事って世論に求められるままやる事なんですかね?そうしないと事務所のイメージも信頼も回復できない、事務所を、所属タレントや社員を守れない、そう考えてるのかもしれませんが。

この期に及んで自分たちのイメージや信頼回復を真っ先に考えてる時点でダメだと思うんですが。

そこは一旦置いといて、この問題に正しく決着をつけるために何をやらなければいけないか、そこを最優先に考えなきゃいけないんじゃない?

その視点が抜け落ちてるから、世論の流れを見てその場しのぎ、行き当たりばったりでチグハグな事になってる。そういう印象です。

まずは全容解明を一番最初にやるべきでは?当人は亡くなってるし、デリケートな問題なので口を開きたくないという人もいるだろうから、完全に全容解明とはいかないとは思いますが。そこがハッキリしないと、被害者対応も再発防止策も事務所の体質改善も正しく出来ないのでは?

被害証言の検証、元所属タレントへの聞き取り調査(協力してくれる人だけでいい)。最低限これくらいはやらないとダメじゃない?

このまま被害証言を丸呑みして補償をやってくつもりですか?

数百人の被害者(4桁、一万越えとの話も出てきた)というのは事実なのか、根拠があるのか、そこちゃんと調べて違うなら違うと公表しないと現役、OB問わずタレントへの風評被害が止まらないですよ。

それともそんなの事務所のエラい人たちは気にも留めてないのかな?

風評被害を受けて苦しんでる元所属タレントの存在は無視ですか?

弟が元ジャニーズジュニアだという人がSNSに投稿してたのですが、「お前もやられたんだろ?」と無神経な事を聞かれ、遭ってないと言っても信じてもらえない、「やられてても恥ずかしくて言えないよな」「洗脳されてるから被害を被害と思えなくなってるんだよな」と同情を装った嫌がらせをされてる、との事でした。

酷い話です。

でも、今はメディアも世間もそういう声には耳を貸さない。これまでに数回「被害に遭ってない」という人の記事見ましたが、「今そんな話するのは空気が読めてない。被害者に配慮してだまってろ!」というリアクションが多かった。自分に関する事実を自分で話す事の何が悪いのか?日本では言論の自由って保証されてませんでしたっけ?

今、日本のメディアと世論が求めているのは「被害を受けました」という告白とセンセーショナルな被害証言。
「被害に遭ってない」という証言は彼らには必要ない、むしろ邪魔。

なんだそれ?

長年被害者の声を黙殺してきた事を反省してるんじゃなかったっけ?メディアの皆さんは。なのに、現在進行形で風評被害者の声を黙殺するのはナゼ?

子供の頃に権力者から性的被害を受けるのも、被害に遭ってないのに遭ってたはずだと決めつけられ嫌がらせをされるのも、どちらも人権侵害であり、どちらも間違いなく被害者だと思うんですが。

風評被害の被害者は、事務所のあの無責任な事実認定会見で更に追い詰められてるんじゃないでしょうか。大丈夫か、彼らをこのまま放っといて。彼らをまず理不尽な風評被害から解放して必要に応じてケアをしないといけないんじゃないか?考えたくないけど、最悪の選択をする人が出るかもしれない。取り返しのつかない事になるかもしれない。もしそうなったら、事務所は責任取れるのか?

取れないですよ。取り返しのつかない事が起きてしまった後では。

なんで事務所はそういう人たちの存在を忘れてるんだろう?部外者の私でさえ気になったのに。


話を戻そう。

想定内か、想定外だったのかの話。

結論から言うと、結局よくわかりません。

上で長々と書いたように、事務所のエラい人たちの発想が、思考回路がよくわからないから。


前にも書きましたが、ジャニーズの上層部とタレントさんが、軽率すぎるばかりに痛い目に遭うのは勝手です。

別にジャニーズ嫌いというわけじゃない。
こんな事が起きなければ、特別興味もなかった。

ただ、事務所もタレントも危機意識のかけらもないな、と思う。付け込んでやろうと思ってる者から見たら隙だらけだろうなと思う。

だからこうなってもそれほど同情は湧かない。ある意味自業自得だろうとも思う。


でもこのまま潰れてもらっても困る。なんといっても大手企業ですから。取引先の業績とか各方面への影響、経済的社会的影響を考えると、ジャニーズ潰れろ!ざまーwと何も考えずに笑ってる人には同調できない。

解体しても買収や吸収合併されても事務所の自業自得ではあるので仕方ないですが、問題はやり方です。上手くやらないと日本の利益が損なわれる恐れがあるので。

ジャニーズは特許や権利などもたくさん持ってるそう。それが、例えば外国の投資家や企業の手に渡ったら。日本人が作ったものを日本人が使う時に外国人に使用料を払わなければいけなくなる、なんて事も起こり得る。大袈裟に言えば、日本の国益が損なわれる可能性があるという事です。


先の記事で触れたように、海外では「日本の法の支配はどうなってるのか」という視点での議論も出てるそうです。

一斉にジャニーズ切りに舵を切ってる企業の姿勢もそうですが、同調圧力、集団心理で動いてる今の状況って本当に正しいのか?被害者に寄り添うフリして、人権重視という正義を盾にして、法を通さないまま一つの企業をメディアや世論がよってたかって潰そうとしている現象を、国際社会はどう見るのか。

子供に対する加害行為は許せないよな、日本人の人権意識もここまで来たか、エライエライ!と褒めてくれるのを期待しているのかもしれませんが、それよりも日本は本当に法治国家なのか?とこっちの方により懸念を持たれてる可能性もあるわけで。

司法を通さず、ろくに調査もせず、一人の人間に犯罪者の烙印を押し、一つの企業を窮地に追い込む、それになんの疑問も抱かない社会。
【補足】
時効が(1件を除いて)過ぎてて加害者亡くなってるので司法を通しようがないじゃん、という声がありますが、時効を過ぎてても加害者とされる人が故人でも警察の捜査は出来ます。出来ないのは起訴。
警察が捜査した結果を検察に送り、検察が更に調べる。どのみち不起訴にはなりますが、被疑者死亡により不起訴なのか、証拠不十分により不起訴なのかで全然違う。
イギリスのジミー・サヴィルの件では、被疑者死亡の状態でも、政治判断により特別チームと警察の合同捜査が行われ、家宅捜索で証拠が発見されて犯罪が立証されました。やろうと思えば、限度はあるでしょうが事実の追及は可能です。

そういう国が、国民が信用されるものだろうか。

13億の人口を抱える美味しい中国マーケットでさえ、チャイナリスクを懸念して逃げ出す外資がいる。「法の支配」が機能せずチャイナリスクならぬジャパンリスクが懸念される状態で、中国ほど旨みのない日本にわざわざ投資しようと思ってくれる外国人がどれほどいるのか。日本企業と取引しようと思ってくれる外国企業がどれほどいるのか。

信用がないと商取引って成り立たないんですよね。

ちょっと先走りすぎ、大袈裟に考えすぎかもしれませんが、信用って失う時はあっという間だから。
今のジャニーズ見てればわかるじゃん。


そういう事まで考えた上で、リスクを理解した上で、それでも騒ぎたいなら騒げ。叩きたいなら叩け。気の済むまで追い詰めろ。

自分たちがやった事はいつか必ず自分たちに返ってくるけどね。


当事者の会は、毎年ジャニーズの売り上げから3%を被害者救済に充てるべきと主張しているらしい。今の急激なスポンサー離れを想定外と感じてる1番は当事者の会かもしれない。

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