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マスクを外しても素顔に自信を!「今から実践するべき4つのセルフケア」とは?

12月に入ると、クリスマスや忘年会、お正月など、イベントごとが続きます。多くの人に会うこの時期、せっかくならマスクを外して楽しみたいですよね。最近では、「マスクを外したお肌に自信がない!」という方も増えているそう。
そこで今回は、マスクを外しても自信を持って楽しむための、今日から始められるセルフケアをご紹介します。今から実践して、イベントシーズンを思い切り楽しみましょう。

「マスクの着用」が原因で増えた肌悩み

マスクを着用するようになってからは、素顔に自信のない方が増えたようです。こちらは、ある調査※の結果をまとめたもの。女性のお悩みベスト3は、以下の肌トラブルでした。
※美的2022年12月号参照
 
●    ニキビ
●    肌荒れ(吹出物)
●    たるみやほうれい線
 
マスクで擦れたり蒸れたりすることで引き起こる肌荒れだけではなく、エイジングのお悩みが気になる方が増えています。この記事を読んでいる方のなかにも、マスクで隠れている口元が気になるという方、多いのではないでしょうか?
次の章からは、多かった肌悩みを解消できるようなセルフケア方法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1)ニキビや肌荒れは「洗顔の見直し」をしましょう

ニキビや肌荒れは、マスク生活をするようになって増えた肌悩みです。お悩み解決のためには「洗顔の見直し」をすることをおすすめします。

ニキビは、さまざまな理由で毛穴の出口が塞がれることで引き起こります。塞がれてしまった毛穴内では、常在菌であるアクネ桿菌が増殖。炎症を起こして赤く腫れあがり、ニキビが悪化します。

ニキビ予防には洗顔が一番。肌を清潔に保って、毛穴が塞がるのを予防しましょう。正しい洗顔のコツをまとめました。

●    まずはぬるま湯で予洗いする
●    洗顔料はよく泡立てる
●    指の腹を使い、円を描くように汚れと馴染ませる
●    ぬるま湯でよく洗い流す
 
32度ほどのぬるま湯で、予洗いをしてから洗う方法を試してみてください。洗顔料がよく馴染むようになります。また、洗顔料は泡をしっかりと立てるようにしましょう。泡は皮脂を浮かせるため、洗浄力がアップします。フェイスラインまでよく洗い流したら、洗顔は完了です。

また、「ノンコメドジェニック」と表示されている化粧品は、アクネ菌を増やしにくい成分などでできているのが一般的です。化粧品を購入するときは、ノンコメドジェニックの製品かどうかをチェックしてみてくださいね。

2)たるみやほうれい線には「フェイシャルマッサージ」を取り入れる

たるみやほうれい線には「フェイシャルマッサージ」を取り入れるようにしてみてください。お顔の皮膚の下には、表情筋とよばれる筋肉があります。たるみやほうれい線は、この筋肉の凝りや衰えが原因であることが多いです。

じつは、マスク生活に慣れた現代では、表情筋を以前ほど使わなくなったと言われています。筋肉は、使わないと衰えていきます。マスクで表情筋を使う機会が減ったお顔は、たるんでほうれい線も目立つようになってしまうのです。

おすすめのフェイシャルマッサージをご紹介するので、実践してみてくださいね。入浴後、就寝前などのリラックスした時間に行うのがおすすめです。


適量(1円硬貨大)を手のひらにとり、顔全体、顔の中心から外側になじませます。首にもなじませます。


首は手のひらで下から上に向かい円を描くようにマッサージします。


頬は手のひらで内側から外側に引き上げるようにマッサージします。


口元は口の下からやさしく引き上げます。ほうれい線の気になる所は、あごから小鼻にかけてやさしく引き上げます。小鼻から額を引き上げるようにマッサージします。


目の周りは特にやさしくマッサージします。目尻から力を抜いて目の下を通り、上まぶたから目尻に戻ります。


しばらく両手で軽く目を覆います。顔全体も同じように手の平で覆い、最後はこめかみに向かい軽く引き上げます。


耳の後ろから手をクロスさせるようにリンパを流します。

3)肌荒れ・エイジングケア*には専用のスキンケアアイテムを投入 

マスクを外した後のお顔に自信を持つ為には、毎日使うスキンケアアイテムに何を使うかが大事なポイントです。 *年齢に応じたお手入れのこと

おすすめは、最近話題の「バクチオール」という成分。高い美容効果が期待できる成分ながら、お肌への作用が穏やかなのが魅力です。そのため、肌質や年代を選ばずに取り入れやすいのが特徴です。
 
バクチオールの特徴をご紹介します。
 
● お肌にハリを与える
● お肌のトーンを整える
● 乾燥による肌のくすみを防ぐ
● 肌荒れの抑制効果
 
バクチオールを使った化粧品を試してみたい方は、こちらを参考にしてみてくださいね

4)体の中からも綺麗づくりをはじめてみよう

ここまでは、マスクを外したときのお顔を美しくキープするためのセルフケアをご紹介しました。最後は、体の中からの「綺麗づくり」について考えてみましょう。
私たちの体や皮膚は、食べた物の栄養素から作られています。毎日の食事では、悩みに合わせた栄養素を取り入れるのがおすすめですよ。

【シワ・たるみ】


シワやたるみには、抗酸化力が高く細胞の老化を防ぐ「ビタミンC・ビタミンE・β-カロテン」がおすすめ。特にビタミンCは、コラーゲンの生成にも欠かせない栄養素です。お肌にハリとうるおいを与えて、若々しい印象づくりのサポートをしてくれるでしょう。
 
●    ビタミンC(ブロッコリー、じゃがいも、アセロラ、イチゴ)
●    ビタミンE(ツナ油漬缶詰、アーモンド)
●    β-カロテン(ニンジン、ホウレンソウ、干し柿)
 

【ニキビ・大人ニキビ】


ニキビには、肌の新陳代謝を促したり、細菌への抵抗力を高めたりしやすいビタミンAがおすすめ。また、過剰な皮脂分泌を整えて毛穴を詰まりにくくするビタミンB2・ビタミンB6も合わせて摂りましょう。抗酸化力の高いビタミンCも効果的ですよ。
 
●    ビタミンA(鶏レバー、西洋カボチャ、ニンジン)
●    ビタミンB2(ウナギのかば焼き、普通牛乳、納豆)
●    ビタミンB6(鶏ささみ、バナナ、さつまいも)
 
上記の食材を参考にして、毎日バランスよく取り入れてみてくださいね。

出典: 美しく生きるコミッティ「毛穴のお手入れ」「環境や悩みと栄養素

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美容ライター:kanako
美容部員からキャリアをスタートさせ、メイクアップアーティスト、
美容部員の教育やセミナー講師として活動。海外コスメやナチュラルコスメの研究をしながら美容に関する記事を多数執筆。
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