天皇と皇位継承に関するアンケートに回答した内容

朝日新聞が👇のようなアンケートを始めている。2月1日14時まで、とのこと。

わざわざ「象徴」を強調するフォーラムのタイトルに「ああ、朝日っぽいなあ・・・」と脱力するが、要するに「皇室についてどう考えるか」を問うている訳で、せっかくの機会なので回答しておいた。

「問1.象徴天皇に何を期待しますか。(二つまで回答可)」
選択肢は5つあった。
・国会の召集などの国事行為
・宮中祭祀など伝統行事
・戦没者への慰霊

という選択肢があったが、
おいおい、この3つは「期待」も何も、当然のように行っておられるだろうよ・・・と思い、
・被災地など各地への訪問
・海外との交流
を選択した。いや、この2つも、私ごときが「期待」するまでもなく、十分行われていると思っているが。
後から、私が選ばなかった3つの選択肢の意味に気づいた。「ああ、サヨク的には、政教分離とか国民主権とかに反する、という発想があるのか~。だから天皇として当然の行いが選択肢に入っていたのか~。」と。
全く、変な人たちだなぁ(笑)

「問2.政府の有識者会議は、皇族数を確保するために、女性皇族が結婚後も皇族の身分を持つことや、戦後に皇籍を離脱した旧宮家の男系男子を養子縁組して皇族とする案を示しましたが、皇位継承策については「機が熟していない」として踏み込みませんでした。そのことについてどう思いますか。」
当然のように
・皇位継承策についても案を示すべきだ
を選択した。有識者会議は、実現可能な誠実な提案をしろよ、と思う。
でも、「有識者」と呼ばれる人々がゴミ屑なのは、コロナ対策禍でよ~~~くわかったから、こいつらに期待しても無駄なのだろう。

「問3.現行の皇室典範では、天皇の位につくのは男性に限られています。天皇は男性に限った方がよいと思いますか。女性も天皇になれるようにした方がよいと思いますか。」
当然のように
・女性もなれるようにした方がよい
を選択した。
ところで、愛子さまが歌会始めの儀で以下の和歌を詠まれた。
「幾年(いくとせ)の 難き時代を 乗り越えて 
和歌のことばは 我に響きぬ」

たった31文字で、先人が紡いできたこの国の歴史を目の前に浮かび上がらせるスケール大きさ、そしてその歴史を我が事として自身の内に取り込む覚悟、に圧倒された。
やはりこの方は「器が違う」と思わざるを得ない。
性別など、本当にどうでもいいことだ。
ただ、誰が天皇になっても良い訳ではないことは、確かだ。

最後の自由記載欄には以下のように書いておいた。
「(天皇は)日本の国柄を顕し続けて頂く、わが国において不可欠な存在です。
日本国民としての人権を保障されず、心無い報道に対する反論の自由すらない。そんな今上天皇をはじめとした「皇族」というお立場にあり続けて頂いている方々に対して、本当に有難く思っています。
しかし、男系や男性であることを前提とした皇位継承を無理強いする人々や、秋篠宮家に対する心無い罵詈雑言を浴びせる人々など、皇族の方々に過酷な宿命を背負わせていることにあまりにも無自覚な国民が少なくない。皇族の方々が「もう限界です。」と言えば、皇室は消失します。人々の、皇室を失うことに対する無警戒さに寒気を覚えるとともに、一国民として誠に申し訳なく思います。
結局、「そもそも今の日本人に天皇を戴く資格があるのか?」という問題に行き着いてしまうのだ。


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