CGを使うか、作るか?(クリエイターとエンジニアの違いとは)
おはようございます...!!
デアです(o|o)/
実は、この記事で明らかにしたいことがあります。
それは、
同じ創作者でありながら、クリエイターとエンジニアは
分かれる必要があるのか🤔
という素朴な疑問です。
実は、
大学で映画に使われるようなCGの授業があったのですが、
自分が趣味として学んでいるCGの勉強と内容が全く違うんです。
この違和感から、「両者を分け隔てる壁は一体、何なのか?」
露わにしていきたいと思います。
よろしくお願いします🙇♂️
1.CG検定で分断されたエンジニアとクリエイター
開発する能力を問うか、表現する能力を問うか
突然ですが、CGとは何の略でしょうか...?
頭文字だけで考えると、
Cだから...コンピューター
Gは....グラフィックス....!?
そう。
グラフィックスとは絵という意味で、
文字通り、CGとはコンピュータで描く絵の事ですね。
CGと聞くと映画やゲームで使われるリアルな物を思い浮かべがちですが、
それらも含めて、コンピューター上で描いた絵は全てCGの側面を
持っていると考えて良いと思います。
それでは、本題の
CGを「使う人」(クリエイター)と「作る人」(エンジニア)をわざわざ分けることは果たして意味のあることなんでしょうか...??
そのヒントとして見つかったのが、
CG-ARTS教会が作った「CGクリエイター検定」と「CGエンジニア検定」
という二種類の検定でした。
デアはこの二つの検定の過去問を一年分だけ解いてみて、
二者を分け隔てる壁について考えました。
わかったことは、結論を申し上げると
「CGエンジニア検定」は図形を"論理的"、"数学的"に扱う力が求められ、
「CGクリエイター検定」は図形を"理想の形"に近づける力が問われているように感じました。
例えば、
放物線を描く問題で、クリエイターではここを動かしたらどういう形に変わるかといういかに操作することが重視だったことに対し、
エンジニアではそもそもこの放物線を描けるシステムの原理を数式で
説明させようとするいかに生み出すかということが重視されていました。
両者の違いはこの検定をもって、
クリエイターとエンジニアは似ているけど違うことを求められている
ということを学んだ次第です。
しかし...
世の中には原理をわかった上でクリエイターとして活躍している方も
いらっしゃいますし、
バリバリに使いこなせるエンジニアさんもいて良いはずです。
両者が区別される理由はもっと深い理由があるのではないか?
とデアは考えました(o|o)
2. 方向性を定めないと中途半端になる
一生、開発に回りたいか?使いこなしていきたいか?
さらに考えてみること3分間....
両者をわざわざ区別する理由はわかりませんでした。
ただ、一つだけ気が付いたことがありました。
両者は似通っていながら違う事をやっており、
かつ、そこから派生した職業も成り立っているため、
どちらか中途半端になることを危惧して、”あえて”分けたのではないか
と思いました。
CG好きの人はどちらも極めたくなるけど、
人生は短いし、その中で職業として仕事にするためには
目的や仕事に注ぎ込む時間を考えないといけないので、
エンジニアの方向性でCGと向き合っていきたいのか、
クリエイターの方向性でCGと向き合っていきたいのかということを
常に頭の片隅に置いといてね(o|o)
と言われているようでした。
要するに、人生という時間的なスケールを考えた上で
区別されていると、迷ったときに方向性が定まりやすいという意味で
分かれているのだと結論づけましたo(o|o)○
最後に:一般化したCGとそうでない物
生物やロボットはCGほど操作することに広がりがないように感じる
いかがだったでしょうか...?
最後に、自分の主なテーマであるロボットと生物にもこの事を
あてはめてみたいと思います。
まず、ロボットは「ロボットクリエイター」って言葉を聞かないんですね。
ロボットを自由に操作しようとすると、どうしても....
エンジニアのように数学的に原理から考えていかないと動かせないため、
「クリエイター」、「エンジニア」の区別がされていないように感じます。
そして、生物は「バイオクリエイター」って聞かないですよね...
それでも、生物を芸術表現として扱う「バイオアーティスト」はいるんです。
ただ、こちらも生物学の知識がなければ自由に操作することはできません。
「バイオアーティスト」自体が一般に普及している言葉でもないということから、そもそも「クリエイター」、「エンジニア」という枠組みで考える範疇に入っていないんだと思います。
そう考えるとCGって自由に扱うことを極めるだけで仕事につながってしまう
って、すごいことじゃないですか....??
CGという言葉が一般的に普及していることや、
アニメ、ゲーム、工場でのシミュレーション、災害現場での活用に、
Blender、Maya、UnityといったCGソフトを手軽に触れる環境が整ったという
他の媒体では成し遂げられていない壁をぶち壊しているんです。
CGが大きくスケールしたことによって、
自分達の日常からその果てまで入り込んでんでいることから
広がりすぎた世界を区別するために、
「クリエイター」と「エンジニア」という二つの言葉が
生まれたんですね( ̄︶ ̄)
納得です💦
行く行く、CGに続いてロボットや生物もスケールするといいですね~
生きてるまでにそんな世界を見てみたいです。
それでは、またお会いしましょう....!!
デアッ( o|o)/~
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