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【女性起業家日記】「デキる人」じゃなくて良い居場所の大切さ

最近「シアターダンス」なるものを始めました。

私もつい最近までそのジャンルを知らなかったのですが
いわゆる舞台から観客に向けて魅せる系のダンスで、
宝塚や劇団四季の舞台のようなダンスを、素人でも踊れるようにチョットアレンジしたようなダンスです。
(ジャズダンスが一番ジャンルとしては近いかな)


直近で私がダンスをやっていたのは高校生から大学生にかけての7年間です。
が、大学時代なんて20年近く前
いっそのことシロウトだと言った方がまだ恥ずかしくありません


高校の時はチアリーダーとジャズ
大学ではジャズとヒップホップ

元々けっこう歴史のあるはずの厳しい部活やサークルに入ったのですが、なぜか私が加入する学年はいつも「ゆるい」雰囲気満載の学年に当たりました。

ありがたや〜♡
ということで、ゆるい部活で楽しく青春を謳歌したわけですが、
それと引き換えに、ダンスはたいしてうまくなりませんでした。
なので、7年もやった割にはダンスの腕前は...

プロに教わったことなどほぼ無く、先輩や同期とあれこれ工夫しながら踊っていただけなので、基礎がありません。

そんな私は今まで何度も「またダンスやりたいなぁ」などと思ってきたのですが、ダンススクールって着替えや靴など荷物もかさばるし、今更大学生に混ざってヒップホップとかちょっとキツイな…なんて思ってきました。


だけど、そんな私がダンスをやろう、と思った理由は

体重増加が激しいから…

というのももちろんありますが、一番は雑念を取り払うためでした。


仕事やプライベートの雑念から解放されるには運動が一番。
運動すればむしろ仕事もプライベートも質が向上するよ!
と昔からよく聞いていた私。

「何か運動したいな〜」
と、飲み会で言うたびにススメられたのが
「ヨガ」
でした。


人にススメられるとちょっとやってみたくなる性で、
すぐにやってみる私。


しかしそれで何度も何度も、入会金を無駄にしてきたのです。

かれこれ3回ほど、入会しては3ヶ月と持たずにやめました


私はヨガがダメなんですね〜


「心を空っぽにしま〜す」
とか言われても、次から次へと浮かんでくる雑念。


「さっきの急ぎのメール、返信来てなかったらどうしよー」
「今日のMTG、雰囲気悪かったな〜」
「あ、生協注文しなきゃ」
「明日早朝からMTGだ、目覚まし変更しとかないと」


など、とめどなく雑念が私の心の中を流れていくのです。
そして
「いかんいかん、集中集中…」
と心を取り戻す。

またその10秒後に雑念が浮かんでくる… 笑



多分性に合ってないんですね。


ということで、女性起業家の先輩に相談したら、
「めちゃ激しいダンスやんなよ!そんな雑念吹っ飛ぶよ!」

とオススメいただき、満を持して開始したのです。


オフィスの近くにシアターダンスの教室があるのを知りました。
見ると、元宝塚花組のタカラジェンヌが教えてくださるとのこと!

素敵すぎるでしょう!と思い体験を申し込みしました。



体験申し込み時
「”入門”ってありますが、20年近くブランクのあるシロウトでもいけますか?」
と質問。


「全然大丈夫です」
とご返信いただいたので、体験へGO!



しかし…レッスンが始まった瞬間
「嘘ばっか!全然シロウトだいじょばないんですけど!」
と、スクールからの返信を信じた自分を呪いました。
ほとんどが経験者&スクール歴10年以上のものすごい上手な人ばかり




バレエの基礎練から始まるレッスン。
私が小さい頃にやっていたバレエなんてまるで役に立たず、他の生徒さんがくるくると美しいターンを決める中、ひとり軸が定まらずに右へ左へよろけたターンをしながら、ニヤニヤ。

人間、あまりにできないともう笑えてくるんですね。
鏡に映る自分のへっぽこ具合に、笑えてしまうんです。




だけど…
レッスンの1時間半、雑念など浮かぶヒマもないほどダンスに集中した後の爽快感よ!
汗だくでレッスンを終える爽快感よ!


「私が長年望んでいたのはコレだわ〜〜〜!」



40歳を超え、あまりに未知の挑戦ってできなくなっていました

広報のプロとしてクライアントの企業さまからお金を頂いているのがいつもの私。

今回のダンスは、私が「システムエンジニアやってみようかな」っていうくらい未知なる挑戦なわけですが、
ダンスは仕事と違ってどんなにへっぽこだって、お金もらってやってることじゃない


だからこそ、「できるフリ」しなくて良い、「できなくても許される」その時間は実はとても貴重です。


運動不足でなまりきっていた私の筋肉は悲鳴を上げていますが、雑念が消えたその先に、長年の友人である脂肪たちも消えてくれることを願って…
これからダンス、頑張ります。


最後までお読みいただいてありがとうございました✨

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