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蕁麻疹:怠惰なワタクシが忙殺の日々

常日頃から楽な方へ流され、時の流れに身を任せ、どんぶらこっこ生きていく事を理想としていたはずのワタクシ・・・

・・・が、

ここ2ヶ月、鬼のように忙しい。

理由は同僚が辞めたこと、辞めたうえに上司まで辞める事になったこと。そして、友人に頼まれYouTubeの動画編集を行っていること、何か新しいことをはじめたいと取り組み始めたブログにサブのインスタ、翻訳活動…。

故に、朝起きた瞬間から、寝る3分前くらいまでリアルになんかしら作業をずっとし続けている。下手すると夢の中ですらシミュレーションが行われ、全然気持ちが休まらず…。

そのまま朝が来て「うそでしょ…もう仕事するの?」になる。

定時で退社してハッピーアワーに行ってそのまま夜中まで飲んでオトコをひっかけていた(つもりで実際は誰の箸にも棒にも引っかからなかった)時代も今は昔…。

サラリーガールと称していたワタクシも…今やアンハッピーアワーオンリーのただのオツボネ…。

そんなことをしていたある日、腰のあたりに一か所大きな虫刺されのようなものを発見。

数時間後、そのチョット隣10㎝位離れたところに同じようなものを見つけ、気がつけば腕や背中にもそのようなものが…

・・・あ、これ蕁麻疹かも・・・。

シックリーブも有休も使わずに走ってきた2021年ももう8月。こんな機会でもなければ病院にも行かないだろうと思い3年ぶりくらいに一般外来の内科へ赴いたワタクシ。

が、症状を伺うこともなく、まず

「すみませんが、今、忙しいので3日後の予約を取ってまた来てください」

と。

・・・は?

専門医ではなくただの一般内科で、そもそも予約など受けていないクリニックだが…

もし、某呼吸器系の疾患とか急病だの、発熱だのでも3日待たされるんだろうか。

その時「何をこんなに必死になっているのだろう」と思い、たまりにたまった今年初の有給休暇を取ることにした。

とったのは良いけれど

「何をしよう」
「何がしたいんだろう」
「何をすれば効率が良い?」

そんなことばかり考えて、結局何がしたいか予定もないまま有給に突入。

しばらく、目の前にある物、与えられたもの、自分がやらなければいけないものをとにかく捌く事に一生懸命で、自分が何をしたいのか、どうしたいのか、一切考えてこなかった事に気が付いた。

そりゃこんな状態でクリエイティブな事が出来るわけもなく。

有給当日は平日で人の少ない静かな海へ行き、ワインを飲みながら、ボンヤリ海を眺めて…

なんて思ったけれど、ココは高温多湿のジメジメ香港。

夏場の海が心地いいわけもなく、ンマー汗でベトベト、不快指数100%、湿気まみれ、潮風ってより、磯の臭い漂う海辺のオープンカフェで、スコールのバケツをひっくり返したような雨にさらされながら、ワタクシの期待した有給休暇は過ぎていくのであった。

でもその日をきっかけに、バランスをうまくとらないと偏っていくんだなと痛感したワタクシ。

ここ3ヶ月くらいは食事を考えるのも面倒くさくベジタリアンのミールプランを毎食配達してもらっており、何を食べるかすら考えたことがない。

ただロボットの様に与えられた事だけこなす事に集中すると考える力が思いっきり衰える。

それが習慣になると、考える事をしなくなり、何がしたいか、何がやりたいか見えなくなってしまうので、リハビリもかね、しばらくはそういった時間を大切にしつつ生活していこうと思う

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