見出し画像

ぼくはみんなに嫌われている

「ぼくはみんなに嫌われている」という考えが頭から離れない。
実際にそうなのかもしれないし、ただの妄想なのかもしれない。

ただ、今までの自分の振る舞いをみれば、少なからず、僕のことを嫌っている人たちがいるのは確かなことだ。

今までぼくが関わってきた人がみんなそう思っているかどうかは、正直わからないが、どうしても自分の中で、「あんなこと言ったから、多分、嫌われてしまっただろうな。」とか、「こんな面倒な人間に好きで付き合ってくれている訳ないよな。」という思いがしてしまう。

確かに、人付き合いが下手くそで、一人でいる安心さに胡座をかいて生きてきているので、連絡を取り合うような仲の知り合いは、一人もいない。
それに、嫌われているかもしれないという思いに囚われ過ぎているので、自分から連絡を取ることも怖くてできない。
相手に頼り切った付き合い方しかできないし、相手にも「連絡しないほうがいいのかな?」と思わせていまっている可能性は非常に高いとも思っている。

これが、発達障害の特性の一つだと分かった今でも、それをどうやって対処していけばいいのかが分からない。
一人でいるのが好きなのも確かだが、一人でいることの寂しさを感じる時もある。
とても自分勝手だなとは思うが、誰かに会って話しをしたいと思う時もある。
だけど、実際に誰かに連絡を取ることもできないし、会えそうな所へ行くこともできない。

自分自身もどかしくて仕方ないのだが、実際に行動に移して、相手が少しでも迷惑そうな雰囲気だと(ぼくの思い込みであったとしても)より一層、嫌われている妄想が強まってしまいかねないことが怖いのだ。

ライブハウスで知り合った人たちにも、支援してくださっているセンターの職員の方にも、家族にも、ぼくから連絡を取ったり、会いに行ったりすることで、迷惑な思いをさせるのではないかと考えてしまう。

このような生きづらさを感じる思考は、どうしたら治るのだろうか?
SSRIやSNRIなどの抗うつ薬では、治らなかったし、カウンセリングを受けても解決法など教えてはくれない。
何冊か本を読んでみても、明確な答えをズバリと書いてあるものはない。

誰が教えてくれるのかな?楽な生き方。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?