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ジャズとラガヴーリンと夏の終わりが好き。

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ポッドキャスト第九回 映画パストライブスを本気でレビューする

第九回です。映画パストライブスを本気でレビューしました。コメント、フォローぜひ宜しくお願いします! https://podcasters.spotify.com/pod/show/saikin/episodes/009_Past-Lives-e2ikshp?utm_source=web&utm_campaign=web-share&utm_medium=sharing&%24web_only=true&_branch_match_id=1308710921124721814

    • ポッドキャスト7回目 藤井風-軽いとはいいことか?

      第7回のテーマは「藤井風 - 「軽い」とはいいことか?」です。 藤井風の新曲「満ちていく」に大ハマリしてしまい緊急特集です。日本語で世界で勝負できる歌を藤井風は作ったのではないかと興奮気味に話しております。夏には東京でライブがあるようですが、5月末にはLAとNYCでライブが有るようですので、米国在住の方はぜひ行ってみてください! 話題に出た曲は以下のとおりです! 藤井風 - tiny desk concert https://youtu.be/ldVTbMypH_k?si

      • ポッドキャスト003 ケラリーノ・サンドロヴィッチ

        https://open.spotify.com/episode/2bPRtfyLPwaTKJNhaPHUNL?si=45rZeQyvTZacmFlqBIffmg 第3回のテーマはケラリーノ・サンドロヴィッチです。日本の演劇界を代表する劇団であるナイロン100℃の主宰。演劇界の芥川賞である岸田國士戯曲賞はもちろん、紫綬褒章も受賞しているレジェンドです。ケラさんは、自身の作品をシリアスコメディと呼びますが、その魅力を語ってみました。 最新公演は「骨と軽蔑」。2/23〜3/2

        • ポッドキャスト002 ロバートグラスパー

          第2回のテーマはロバート・グラスパーです。 本人がそう望んだかは分かりませんが、ネオ・ソウル、R&B、ヒップホップとジャズの境界線を拭ったことで、結果的にジャズの現在を牽引する期待をされている彼。ネオ・ソウルの視点や、伝統的なジャズの視点からグラスパーを語ってみました。 グラスパーは24年4月にビルボード東京、横浜、大阪で公演を行います。是非皆さんも行ってみてください。伝説のライブになるかもしれませんよ! https://podcasters.spotify.com/pod

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          3本

        記事

          ポッドキャスト始めました

          皆様、ご無沙汰しております。ポッドキャスト始めました。ぜひお聞きいただければ有難く。

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          Oさんへ(嫌われる勇気なんて捨ててしまおう)

          ※また誤操作で消してしまったので再アップです。 (これは私信の形をとっていますが、自分に向けても書いています) しばらくnoteを書かないということ、寂しいと思いましたが、私と境遇が似ている気がしたので、この場で書かせてもらおうと思いました。 (Noteでは私信ができないもので。なくていい機能だと思っていますが) Oさんは「自分が口だけになってること、自分を大切にできてないことを再認識した。という感じ。変わるつもりも、実はなくて、言うことだけに快感を感じていたようでなん

          Oさんへ(嫌われる勇気なんて捨ててしまおう)

          「秒速5センチメートル」にサヨナラをするということ

          新海誠は「君の名は。」の大ブレークで日本を代表する監督となったが、昔から見ている私のようなファンにとっては違和感しか残らなかった。未だにストーリーがちゃんと分かっていないのだけど(笑)、何故にここまで作風が変わるものかと不思議な感じで見ていた。 その理由を検索して調べようと思ったが、ああなるほど、川村元気がプロデューサーだったと分かってそういうことなのかーと。(ファンに対しては大変申し訳ないが)川村元気は、マーケッターとしては天才的であり「売る」嗅覚はもの凄いなと思うけれども

          「秒速5センチメートル」にサヨナラをするということ

          ブルータス、40歳おめでとう。ありがとう、ブルータス。

          学生時代から20代の社会人生活から結婚するまで、とにかく、早く、カッコいい大人になりたいと背伸びを続けていた。自分なりの拘りをもち、センスがいい男になりたい。振り返れば、マガジンハウスの雑誌に学びつつ、片手に持っていることがカッコいいんだと心から信じていた。 学生時代はそこそこ真面目に勉強もしながら、かなり真面目にバイトもこなして、相当真面目にデートのことを考えていた。限られた予算でどこに連れて行こうか、そんなことばかり考えていた毎日。あの情熱をなぜ勉学にもっと向けなかったの

          ブルータス、40歳おめでとう。ありがとう、ブルータス。

          RIP, Ennio Morricone

          そろそろ新しい記事を書かなければと思っていたら、悲しいニュースが届いてしまった。エンニオ・モリコーネが亡くなった。91歳。大往生だ。 モリコーネの名前は知らない人でも、彼が作った作品を聞けば、ああ、あれね!と思う人は多いだろう。もういちいち紹介はしない。大した映画ファンじゃなくても(私は大して見てないです)、ニュー・シネマ・パラダイスくらいはご存知でしょう。そうあのテーマを作ったのがモリコーネです。 でも、私が一番好きなのは、好きな人は大好きだと思うけど「ワンス・アポン・

          RIP, Ennio Morricone

          文化的損失を取り戻す夜 | 菊地成孔@ブルーノート東京

          彷徨えるジャズミュージシャンである菊地成孔さんのTBSラジオ「粋な夜電波」が終了し、もう1年半も経ってしまった(ちなみに私は夜電波的に言うと「ミドル級」くらいだ)。好事家の間では伝説となっているこの番組の終了は、菊地さん自身が仰った通り「文化的損失」だと強く感じる。私自身にとっては音楽に関するインプットがすっかり乏しくなり、精神的な豊かさが確実に失われてしまった。それだけ心のよりどころになっていたのだ。 代わりにライブにでも行けばいいのだが、幾度となく菊池さんはライブをやって

          文化的損失を取り戻す夜 | 菊地成孔@ブルーノート東京

          運命論か自由意志か、タロットかコーチングか

          誤って消してしまったので再アップです。 幼少期や思春期に意に沿わない転校をした反動なのか、青年になってからはずっと、運命は自分で切り開くものだと思ってきた。成功も失敗もその理由は全て自分にあると(なので、自責ばかりですぐごめんって言ってしまう)。なかなかしんどい考え方かもしれないけれども、全ては自分の意思で変わってくるんだと考えてきた。 とはいえ年齢も重ね、もう若手とは言えないタイミングになってきた。オレ、まだまだ可能性に満ち溢れているよね、とは言い難くなってきたし、サラ

          運命論か自由意志か、タロットかコーチングか

          ブルーノートの壁にもたれて

          ジャズを聞き始めたのは確か15歳だったと思う。 当時僕は南半球のある都市に住んでいて、周りがよく聞くハードなロックに馴染めずに、ある週末、シティのHMVへ20ドル札を握って、なにか新しいジャンルのアルバムを一枚買おうと思ったのがきっかけだった。買ったのは確かジョー・ヘンダーソンのボサノヴァのDouble Rainbowというアルバムだった(いまでもいいアルバムだと思う)。 まだインターネットが登場した頃の話。 大学入学に伴い東京に戻ってきて、東京は実はニューヨークに次いでラ

          ブルーノートの壁にもたれて

          これから失われていくもの

          業種的に週に何度か出勤している。 在宅で遅れてしまった分を取り戻そうとなるべく遅くまで。 そして在宅であまり運動できないから、なるべく長く歩いて帰る。一駅と言わずもう一駅と気付けば、ウォーキングハイなのか一時間以上歩いている。 ここ最近はもう自然に今夜はどんなルートで歩こうかなんて考えてしまう自分がいる。 だって、こんな静かな(平和な)東京を感じるなんて、もう二度とできないかもしれないから。 人のいない千鳥ヶ淵、人のいない外苑前、人のいないスクランブル交差点。なんて優し

          これから失われていくもの

          コロナのはじまり、地中海の東端で

          (出てくる人は仮名ですよ) サラリーマンはそろそろ頭を仕事モードに切り替えるのだと、やめとけばいいのに仕事メールの整理など始めてしまい、テルアビブのエレインからのメールに返信できていなかったと気付く。 貴社のXXに関する考えを聞かせてほしい、アジェンダはこんな感じ、、というリクエストで、OKじゃあZoomでわーっと話すからいい感じにまとめてほしいと返す。 早くテルアビブを再訪したいものです、と付け加えて。 そう、あの時はもう再訪できなくなるとは思っていなかった。 武

          コロナのはじまり、地中海の東端で

          卵と壁の現在

          ここ数日、なかなか新聞を開けない。 結局はいつもとはずいぶん遅れて読み出すのだが、記事が表面的で部分的に見え、大事なことに目を向けられない気がしてくる。新聞には載らない世界にもっと想像を巡らせるべきではという、形にならない使命感というか焦燥感みたいな意識がある。 2009年2月、村上春樹はエルサレム賞の受賞式でこう述べている。 もし、硬くて高い壁と、そこに叩きつけられている卵があったなら、私は常に卵の側に立つ。 そう、いかに壁が正しく卵が間違っていたとしても、私は卵の側に

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          自己紹介

          こんにちは。その辺にいそうな普通の男です。 金融関連のBizDev担当です。 ここでは普段仕事の立場では書けない本音だとか、趣味の話とか書いていこうと思いますが、まあ無理せず行こうかと。 #自己紹介

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