柿内信太郎

格闘技に狂っているおじさん。 二児の父。 最近レゴにも再ハマり中。

柿内信太郎

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最近の記事

頼まれてもいないのに、流行りの漫画を格闘家目線で考察【ネタバレ注意】

葬送のフリーレンという漫画が流行ってますね。名言の宝庫で、数多くのネットミームを生み出してきました。 その中で、格闘技経験者から見て気になるのに誰もそのことに触れていない部分があったので書きます。 以降、ネタバレを含むので、ご注意ください。 主人公の魔法使いフリーレンと弟子のフェルンが、資格試験を受験します。 その第一次試験では三人一組になって、シュティレという、警戒心が強くて音速で移動する鳥を捕まえるか他のパーティーから奪わなくてはなりませんでした。 そこで話題になった

    • 「チンチンにする」を公用語にしたい(イントネーションに注意)

      格闘技用語の1つに、「チンチンにする」という言葉があります。 チン↘チン↘ではなく、チン↗チン↗です。発音に注意しないと卑猥な意味になってしまうので、文章で使われることはほぼ皆無なのを、あえて挑戦しようという試みです。 意味合いとしては、「ボコボコにする」とか「ケチョンケチョンにする」といった表現に似ているでょう。打撃にも組み技にも使うことから、「ドミネート」と同じような意味となります。 使用例は「昨日、スパーでチンチンにされた」などです。 たぶん流行らないと思いますが、

      • 毎日がチートデイ

        食事制限をしたことのある方であれば、「チートデイ」という言葉をご存知でしょう。 ひたすら摂取カロリーを控える減量の仕方では、代謝が悪くなり脂肪燃焼やトレーニングの効率に影響を及ぼします。 そのため、「チートデイ」と呼ばれる開放日を設定するのです。 チートデイの意味合いは人によって異なります。 「食べたいものを食べたいだけ食べる」という完全開放から、「この日だけは我慢していた好きなものを食べる」という1品限定の開放まで、段階のようなものがあるわけです。 私の場合、どういうわ

        • ムエタイにも女体化の波を!

          オタクはキャラの名前を覚えるのが好きな生き物だと相場が決まっています。 そして、そのキャラが女性であれば喜びます。 そういうことで、ゲームやアニメなどを中心に「女体化」「美少女化」という文化が発展していったのです。 神話の神々やモンスター、戦艦からウマに至るまで、女体化の波は押し寄せています。 そこで私は考えたのです。 ムエタイもこの「女体化ビジネス」を利用すれば、もっと人気になるのではないかと。 ロッタン、センチャイ、ディーゼルノーイ、チャモアペット、サムエー、サムゴー、

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          おじさんの落書き3

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          おじさんの落書き2

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          おじさんの落書き1

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          格闘技界の次期トレンド技

          格闘技の技にも流行があります。 ラバーガード、ディープハーフ、カーフキック…ヴァンフールチョークもちょいちょい注目されました。 とはいえ、万能な必殺技などなく、注目されれば対策を研究されてしまいます。それらは流行り廃りの中であるべきところに落ち着いて行くのが世の常です。 しかし、格闘技畑にいる以上は、そうしたトレンドを押さえておくのは大人の嗜みというやつです。 そして現在、次に流行りそうなのが「スタンドの脇固め」。 青木真也さんがいつかの試合で使ったことがピックアップされ

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          MMAという病

          初めて書きます。 今回はご挨拶までに。 格闘技が好きで、MMAを始めて10年以上経った気がします。 格闘技は誰のものかというと、強い人でも才能ある人のものでもなく、ましてや皆のものでもなく、「辞められない奴」のためにあると思っています。 格闘技は依存症のようなものです。私は格闘技に魅入られている状態を「病気」と呼んでいます。 本来は傷害罪になるはずの野蛮な行為が、どうしても辞められない人間がプロにもアマにも存在するのです。 そんな同士たちのために、今後記事を書いていきたいと