Carmine Street Guitars

『カーマイン・ストリート・ギター』という映画を観た。NYで建築現場から出た廃材を集めてギター作りをしている職人の話。

木を愛し、今どきスマホもパソコンも使わない。パンクでキュートな弟子がいて高齢の母親が店番をしている素敵なギターショップ。日本にはこういうお店はなかなか無いかもね。ビル・フリーゼルや故ルー・リードといった大物ミュージシャンも来店している。

店主の飾らないナチュラルな人柄が、そのままギター作りに反映されているかのように木と魂が共鳴している。「ギターと出会ったのが運の尽き」まさにその通りで、一度ギターの魔力にかかった者は死ぬまで弾き続ける。僕もその一人かもしれない。ギターをやってきて良かったと心からそう思える作品だった。感謝。

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