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一人の学生の想いが、社内初の学生発信のプロジェクトを生む

JBAには、デザイン、ライティングといったように得意領域を極める学生が多くいる。
その中で、「編集」と聞いて真っ先に名前が挙がるのは岩崎さんであろう。
今回は、そんな彼女が立ち上げたJBA史上初の学生発信のプロジェクトについて迫る。


01 / 編集との出会い

「編集ができるインターン生第一号にならないか?」
岩崎さんが編集の道に足を踏み入れたのは、社員さんからのこの一言がきっかけであったという。

当初は、美大生とは程遠い文学部生、さらに中高の美術の成績は全教科の中で最下位とクリエイティブ力に自信はなかったと話す彼女。自分が引き受けていいものであろうかと葛藤しながらも、JBAという組織の中で学生としての価値を発揮したいという思いから編集という新たな領域への挑戦を決意。

その日から彼女の編集修業が始まった。修行のゴールは、編集をマスターして学生向けに研修を開催すること。この目標に向けて、出社から退勤まで一日中社員さんの横について編集を学ぶ、文字通り編集漬けの日々を送った。壁にぶつかりながらも、努力を重ねた結果、修業開始から約2か月後、編集研修の開催に至った。参加した学生からは、「岩﨑さんの作成した資料が編集の全体像や要点がまとまっていて分かりやすかった。」「編集の業務内容が理解できた。」との声が上がった。彼女の編集修業のまさに集大成ともいえる研修は大成功を収めた。

02 / 研修がゴールではない

当初のゴールを達成したものの、彼女には研修開催で終わらせたくない強い思いがあった。

「編集は一朝一夕で身に付くものではないと思っています。私は戦力として認めてもらうのに約2か月かかりました。他の学生には、私よりも短い期間で編集をマスターして欲しかったんです。そこで、たった1回の研修ではなく、編集修業で学んだことを皆に教えながら、学生同士で継続的に鍛錬する場をつくりたいと社員さんに伝えました。」

彼女の学生に対する想いや、編集修業での学びを体系化しようとする責任感が初の学生発信のプロジェクトである編集道場立ち上げのきっかけだった。
編集道場は、メンバーの選考からメンバーの育成の仕組みに至るまですべて彼女が1人で作り上げた。

現在の活動日は毎週月曜の朝の9時から10時。主な活動内容は、各々のレベルに応じて岩﨑さんが出した課題を元に、全員でディスカッションをし、その内容を踏まえてさらにブラッシュアップする形を取っている。
その中で彼女は、メンバーが提出した課題一つ一つに対して、評価ポイントや改善のためのアドバイスをコメントに残しているという。学生に対する彼女の思いやりがうかがえる。

03 / 編集道場の未来

「最初は、私が教えて皆がそれを学ぶという一方向の関係性だったのが、最近は双方向のやり取りになって皆から学ぶことも増えたんです。それが一番嬉しいです」

編集道場が誕生して2カ月半、メンバーの成長を実感することが喜びだという。最近では、大手金融会社A社の案件を受注するなど、道場外で活躍するメンバーも出てきた。
その中で、次なる夢は、編集道場からクリエイティブ道場にバージョンアップすることだと彼女は目を輝かせながら語る。

「編集道場のメンバーは、絵的に見せるものが得意な人、情報整理が得意な人、ライターと兼任している人と多様な個性に溢れています。この強みを活かして今後は、各々が得意領域を極めたり教鞭を取ったりしながら、お互いに刺激を与える場にしたいです。そして、紙の社内報にとどまらず、WEBや動画と幅広い領域に挑戦していきたいです。」

今後も彼女と編集道場の動向に目が離せない。

▼岩﨑さんの過去の記事はこちらから!

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