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理論や定石はあくまでツール。盲信的にならず適切に使えることが大切(阿部)2023.05.31

ここ数年の自分の仕事を振り返って、反省だな…と思ったことがあります。

日々仕事で理論や知識、定石を学びます。さまざまな知識を得ることで、目の前の課題に取り組めるようになったり、大きな目標達成の足がかりにすることができます。

ただ、たまに使い方を間違えてケガしてしまうことも….
手にした理論や知識にこだわり、それをあらゆる状況に無理に当てはめようとしてしまったときです。本末転倒な結果を招いてしまいます。

手に入れたツールがあたかも最善かのように錯覚して、盲目的になってしまうのです。この状態は危険だな…と振り返って反省します。

生半可な使い方だと、物事の本質を見逃してしまいます。大事なのは理論を当てはめるのではなく、その理論を使って思考することが重要です。
理論はあくまでも手助けとなるツールであって、それが本質ではありません。適切に道具を使うことでより知識が活かされ、幅広い視点で物事を見ることで、よりよい解決方法が見つかるようになるはずです。

そのためには、理論や知識を応用しようと考えるだけでなく、目の前で行われている会話やその場の空気に集中して意識を傾ける。一次情報をおろそかにしない。理論にまどわされず、素直な目や耳をもつことが大切だと感じています。

私たちの手助けとなる理論や定石、知識に振り回されないように注意していきたい。

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