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526 他者に動いてもらうための何か。(稲田)2024/4/8

意識も理想も高いけど実現には至れない人』というブログ記事がとてもよかったです。一部引用します。

エンジニアリングでもデザインでもビジネスでも賢く効率的な仕組みを考えることよりも、それをメンバーに説明し、納得してもらい、実現することのほうが何倍も難しい。日常からの信頼値の蓄積と、丁寧な説明や懸念点の対応、それぞれの人間に適した対話など、高いコミュニケーションコストを支払わないといけない。

意識も理想も高いけど実現には至れない人

Web活用支援にそのまま当てはまる言葉だと思いました。製造系BtoBの地方中小企業は特に。どれだけ立派なメソッドや提案書を用意しても施策が動かないことは往々にしてありますが、たいていはこの罠に陥っていると思います。人はロジックでは動かない。正しいものを用意してもそれはスタートラインなんですよね。他者に動いてもらうためにはそれとは別の「何か」がいる。

こちらのブログでは下記のように書かれています。

日常からの信頼値の蓄積と、丁寧な説明や懸念点の対応、それぞれの人間に適した対話など、高いコミュニケーションコストを支払わないといけない。

もしくは役職による権力や高圧的な態度で、「決めた、従え。」とすべての責任と強烈な嫌われを一身に受ける変わりにコミュニケーションをスキップさせるしかない。いわゆるワンマンなチームや組織で速度が出やすくなるのは、この面が大きい。独裁体制は方向さえあっていれば爆速なのだ。

コミュニケーションコストはとりたくない、責任はとりたくないし、嫌われたくない、でも自分が考えた仕組みにみんなが賛同してついてきて欲しいというのは、どこまでも夢物語なのだ。

本当にその通りだなあと思った記事でした。

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