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学術の担い手を絶やさぬために若手研究者の支援を(大学院生)

教育・学術にお金をつけないこの国

 私は大学院生で、憲法とフェミニズムについて研究しています。研究に励む傍らアルバイトもしていますが、学費が高く、給付奨学金が充実していないため、奨学金を数百万円借りています。これを卒業後に返さなければならないと思うと気が遠くなりますが、これは私に限った話ではなく、同じ問題を抱えた学生は数多くいます。教育・学術にお金をつけない国の問題が大きいと考えています。

 大学院卒業後のアカデミックポストへの就職状況も厳しいことから、博士課程進学者が年々減少し、将来の学術の担い手不足も懸念されています。共産党には、学術の担い手を絶やさぬために、学費の無償化や給付奨学金の拡充、若手研究者の採用や待遇の改善をお願いしたいです。

 私の研究分野との関わりでいえば、自公政権が憲法違反を次々と犯したことを問題だと考えています。自公政権は、憲法9条に違反する集団的自衛権行使容認の閣議決定や安全保障関連法の制定を強行しました。最近では、野党が憲法53条にもとづいて要求した臨時会の開会さえ拒否しましたが、これも明白に憲法違反です。

 また、日本は、女性議員比率が低く、男女の賃金格差も大きく、ジェンダーギャップ指数は世界120位、先進国の中で最低レベルです。このコロナ禍では、女性の非正規雇用の問題や貧困問題、DV問題などもますます顕在化しています。女性や性的マイノリティに対する与党政治家の暴言も後を絶ちません。


日本にはまだ共産党がいる

 このような日本政治には暗澹とした気分にさせられてばかりですが、私は、先日の東京都議選の結果を見て、「日本にはまだ共産党がいる」と希望を持ちました。共産党は前回に引き続き女性議員第一党となり、なんと74%が女性です。国会でも、多くの共産党女性議員が活躍しています。
 こくた恵二さんは、私が生まれる何年も前から、市民のために骨身を削ってこられた方です。先の国会でも、共産党の国会対策委員長として、与党の不公正な国会運営をほかの野党とともに追及し、コロナ対策を論議するための臨時会の開会を求めてこられました。教育・学術の問題やジェンダー問題にも、早くからとりくまれています。
 「日本の夜明けは京都から」という古いスローガンがありますが、この心意気で、こくたさんの勝利を勝ち取り、憲法理念を生かした政治が実現するよう私も応援しています。


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