初めてのカンボジアを振り返ってみる
2018年の2月、初めてカンボジアに来た。
その時から早いものでもう3年が経った。
Facebookの過去の投稿が3年前という表示を見て改めて実感する。
せっかくなので、その時のことを振り返り、初心に戻ってみようと思う。
きっかけ
渡航は、高校の時からの大親友に誘われたのがきっかけ。
大学1年の11月頃、「海外ボランティア行ってみない?」という言葉だった。
ちょうど夏くらいに海外ボランティアの投稿をInstagramで見かけて、面白そうだなっていう想いは持っていた。
海外はヨーロッパにドイツ在住の時に行ったきりだったので、海外に行きたい気持ちはあった。
そしていやらしい話、就活の時のエピソードとして語れるかなっていう邪な気持ちもあった。
そこで、その親友と海外ボランティアに参加することにした。
といっても、お互い情報はほとんどなく、ネットで色々調べた。
そんな中、その親友の所属するサークルの先輩からオススメの団体があるよということで説明会に参加。
より現地の生活や文化に触れることができるということで、カンボジアで教育支援を行なっている団体に参加を決めた。
だから、よく「なんでカンボジアなの?」って聞かれるが理由は特にない。
「友達に誘われたから」が答えで、当時はなんの知識もなく、ただついて行っただけであった。
2週間のスタディーツアー
当時参加したのは2週間のスタツア。
農村と都市部に滞在するプログラムだった。
当時は何もかもが新鮮で、単純に知らない文化に触れることを楽しいと思った。
その感想を書いた二つの記事がある。
読んでみると恥ずかしいくらい拙い文章だが、当時の純粋な心を思い出す。
そのスタツアでは、後にお世話になるカンボジアメコン大学の学生2人がずっと通訳で同行していた。
自分たちと同じくらいの年齢で、将来の目的を明確に持って勉強に励む学生を目の前に、自分の甘さを実感したのを覚えている。
将来をなんとなくイメージしながら、なんとなく学生生活を送っている自分はこのままでいいのかと。
そして何より、その学生たちと2週間も衣食住を共にしたことで自然に仲良くなった。
たかが2週間じゃ、と思うかもしれないが何もわからない自分達に0から教えてくれて、勝手に親近感を持つようになった。
帰国の際も、「次はいつ来るの??」と何度も来てくるその学生たち。
彼らにまた会いたいと思い「夏くらいに来ます」と答えた。
そして、約束通り同年の夏にインターンシップという形でカンボジアへ渡航したのである。
もちろん今でもその友達とは親交がある。
学生たちが日本に来た際は、日本を案内し、カンボジアに行った時は、案内してもらっている。
現在は
”ここで出来た友達にまた会いたい”
そんな思いが大きく膨らんで、気づいてみれば何度もカンボジアに渡航するようになっていた。
渡航をする際は、スタツアに参加したNGOのインターンという形での渡航がほとんどだった。
しかし、渡航を重ねるほど新しいことが目に入り、自然と興味関心も変わった。
現在は、別のことに興味を持ちながら、大学院での研究を進めようと準備をしている。
カンボジアという国に興味を持つことが出来たきっかけは、スタツアと現地の学生たち。
現在の自分を形成するきっかけとなったといっても過言ではない、カンボジアでの活動。
今まで関わってきた全ての人への感謝を忘れずに、今後も活動を続けていきたいと改めて感じた。
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