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今永遠(いまとわ)という生き方

 今永遠(いまとわ)とは、今が永遠とつながっているという意味で、今朝思いついた造語です。量子レベルでは、光子(フォトン)の寿命は永遠であり、138億年以上前のビッグバンの時の光も、今地球に届いています。宇宙は膨張しているので、その速さとの兼ね合いで、永遠に届き続けるということになるでしょう。

 量子もつれの研究が進み、時空を越えて量子がつながることができていることがわかってきました。今という瞬間が、永遠の過去と未来につながっていることが、科学的に実証されつつあります。今を生きるということが、永遠を生きることと同じ意味を持つことがわかり始めています。

一期一会という生き方

 千利休の弟子宗二の『山上宗二記やまのうえそうじき』に一期に一度の会とあることから、この言葉が伝わったとされています。一期とは仏教で一生のことを言い、この出会いは一生に一度きりであり、誠心誠意お互いに出会いを大切にすべきであると伝えています。この精神が茶道の根本精神となり、おもてなし日本の基本精神ともなっています。

 人との出会いも今が永遠とつながり、一度の出会いが一生を決め、また長い歴史を創ることがあります。出会いだけではなく、生きている今が全て永遠につながっていると考えると、生きる意味と生き方が大きく変わってきます。

今が永遠につながり、永遠が今により形創られている

 今永遠の生き方とは、今を2度とない時間として尊く考え、心を込めて生活することです。一時的な利益のためではなく、本来あるべき自分として生きること。さらにこの地上で残すものに執着するよりも、永遠に価値を置いた生き方。千利休の生き方自体が、権力におもねらなかった永遠に残る生き方だったので、茶道が今でも引き継がれてきているのでしょう。

 今永遠の生き方を目指せば、本当の価値のある人生とは何か、永遠に残せるものとはなにかなどしっかりと考えて今を生きることができます。今やっている仕事も、報酬のためにだけではなく、永遠に残せるものを創っているという気持ちを込めると、いずれ名人の域に達するでしょう。今永遠生活の提唱者として、この生き方を永遠に残したいものです。

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