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攻めと守りのバランスを意識し、さらなる成長へ──FIREBUGが新経営体制に移行した狙い

私たちFIREBUGは創業以来、タレント・アーティストのDXパートナーとして、 デジタルを起点としたIP開発・ビジネスモデル構築を包括的に手がけ、 エンタメを軸に企業に多角的なマーケティングソリューションを提供してきました。
創業から7年が経ち、現在の社内のフェーズを新規事業などにチャレンジしていく第3創業期と位置付け、新経営体制へ移行することを決めました。

当社創業者であり、事業の最前線でフルコミットしている佐藤が代表取締役CEOに再登板し、宮崎は代表取締役CFO兼CIOに就任し、共同両代表の担務変更により、当社のさらなる成長と経営基盤の強化を進めてまいります。
また、執行役員として塚田が執行役員COO エンターテインメントビジネス局 局長、秋田が「執行役員 エンターテイメントコーポレート局 局長」に就任します。それに伴い、ミッション・ビジョンも刷新エンターテイメントビジネスの可能性を拡大する旗振り役として、さらなる組織力強化に努めていきます。

新経営体制に移行し、今後FIREBUGはどうなっていくのか。佐藤、塚田、秋田の3人にFIREBUGがどういう組織になり、何を目指していくのか、話を聞きました。

攻めと守りのバランスを重視し、さらなる成長へ

──7期目に入り、新経営体制に移行するとともにミッション・ビジョンも刷新しました。

佐藤:FIREBUGを創業した7年前と比べて、エンターテインメント業界を取り巻く環境は大きく変わりました。YouTuberを筆頭にSNSをベースとしたタレントも多数生まれるようになり、エンターテインメント業界のビジネスモデルはテレビ中心からSNS中心になるなど、芸能事務所などは変革を余儀なくされています。

そんな“個の時代”において、最も重要なのが「タレント(おもしろい人)」です。FIREBUGはSNSやデジタルの力を存分に活用することで、タレントと一緒になって、彼らの魅力を引き出したサービスやコンテンツを生み出し続け、その変革を主導する存在になっていきたい。その方針を明確にし、全社に浸透させるためミッション・ビジョンも刷新しました。

ミッションは「おもしろい人=タレント」とエンターテインメントを創り、人を豊かにしていくとし、ビジョンはエンターテインメントエコシステムの創造としています。

このミッション・ビジョンを実現するために既存の事業のセールスメニューの拡充や新サービスの開発などに取り組んでいく必要があります。まさに“攻めの1年”にしていこうと思っているのですが、一方で社内体制などの土台も整えていかなければいけない。自分自身、攻めは得意なのですが、守りは弱い。会社として、きちんと攻めと守りのバランスを取りながら、新しいことにチャレンジしていくために、経営体制も変更しました。

自分が代表取締役CEOとして事業推進にフォーカスし、宮崎さんには代表取締役CFO兼CIOとして資本政策、当社が管理するファンド「WONDERTAINER FUND」の運営などファイナンスに関連した事業展開を担ってもらう予定です。

また、これまでFIREBUGのセールスチームを牽引してきた塚田さんにはCOOとして、セールス全体の戦略構築・商品開発に務め、生産性向上や人材育成にも注力してもらい、新たに執行役員に就任した秋田さんには、エンターテインメントコーポレート局の局長として人事制度を中心としたバックオフィスの強化に務めてもらいます。

代表取締役CEO 佐藤詳悟

この5〜6年は事業の成長にコミットしてきたわけですが、組織規模も大きくなり、ここからさらなる成長を目指すには、コーポレートも整えていく必要があります。例えば、新たに「Try:ちいさくやってみよう」「News:ニュースになろう」「Better:どんどんよくしていこう」「Idea:アイディアをだそう」「Listen:みみをかたむけよう」というバリューも策定しました。また、エンターテインメント企業として人事制度もクリエイティブであるべきと思い、福利厚生や給与制度なども整えているところです。現場では、この3人がミッション・ビジョン・バリューを最も大事にしながら、攻めと守りが6:4くらいの割合で攻めていく。今年はそんな1年にできればと思っています。

タレントの最適なキャスティングを実現する新サービスの開発へ

──塚田さんは、エンターテイメント業界の変化をどう見ていますか。

塚田:佐藤さんと同じで、この5年で環境は大きく変わったなと思います。広告主、タレント双方の選択肢が増えた。昔は“どこ”で広告を流すかが重要視されていて、マス媒体で流すか、専門的な媒体で流すかのどちらかの選択肢しかありませんでした。ただ、今は「誰(タレント)をアサインし」「どのチャネルで」「どんなメッセージを」言うのかが重要になってきていると感じています。

そこはFIREBUGの得意領域でもあり、強みにしている部分でもあります。これまでのノウハウを生かしつつ、今期からはFIREBUGの最も得意とする部分である「誰(タレント)をアサインし」の部分を強化していきたいと思っています。

執行役員COO エンターテインメントビジネス局 局長 塚田晃作

──FIREBUGのセールス戦略、商品開発を今後どうしていきたいと考えていますか。

塚田:FIREBUGのセールスは良し悪し両方の意味で”属人的”なスタイルでこれまで成長してきました。ここは教育でさらに発展させながら、これに頼らない商品開発やメニューづくりに取り組んでいけたら、と思っています。特にタレントのキャスティングは属人化しがちなので、そこを民主化するようなデータドリブンなサービスの開発に今期は取り組んでいきます。

佐藤:FIREBUGは芸能事務所とのネットワークがあり、タレントのマネージャーしか持っていないようなオフラインデータを豊富に持っています。SNS時代の広告は、商品のことを好きなタレントを起用した方がいい

塚田:広告に「飽き」や「疑い」などを抱く人が多くなっているからこそ、今後は“リアルさ”が大事になってくるはずです。タレントの「リアルに好き」「昔からよく使っている」という情報をリアルな見せ方で伝えることによって、広告主にとってもより良い企画がつくれると考えています。また、これまでデジタル領域だけでなく、テレビやラジオなどのマス領域の広告やPRも手掛けてきましたが、ここは引き続きどこの領域に限定するなどはせず、「誰(タレント)をアサインし」「どのチャネルで」「どんなメッセージを」を包括的にご提案し、タレントにまつわる、様々なソリューションで企業と生活者のコミュニケーション課題を解決していきたいと考えています。

佐藤営業力や企画力を武器にしてきたからこそ、豊富なデータがある。それをを生かせるようなキャスティングのプラットフォームをつくりたいと思っています。

社員に対してエンターテインメントを届けるバックオフィスに

──秋田さんがFIREBUGに参画した経緯を教えてください。

秋田:私は約20年間、上場企業4社でバックオフィスの実務を経験してきました。前職では、取締役管理本部長としてIPO準備に従事し、2021年4月にJASDAQスタンダード市場への上場を達成できたのですが、個人的には「自分のやり方が正しい」と自信を持って言えない部分があったんです。それでもう一度、上場までのフェーズを経験したいな、と。

さまざまな会社と話をする中で、自分が心から「面白そうだ」と思える会社がFIREBUGだったんです。佐藤さんの話を聞いて、とても心が惹かれました。
現在はバックオフィスの強化に取り組んでおり、もちろん大変な部分はあるのですが、それ以上にワクワクすることが多い。自分ができることは、まだこんなにたくさんあるんだな、と自分の中で発見もありました。

佐藤:秋田さんに参画していただいたおかげで、バックオフィスもだいぶ整理され、改善が進んできました。すごく助かっています。

秋田:自分がそこまで優秀な人間ではないと思っているからこそ、組織を強くしていかなければと思っています。社員みんなとコミュニケーションをとって、モチベーションを高めていき、チームとして仕事に取り組んでいく
自分がFIREBUGに入社したタイミングでは、そこが欠けていた。縦割りの組織構造で自分の業務だけに取り組んでいる感じで、あまりコミュニケーションもありませんでした。そこで個人やチームと面談を重ねたり、コーポレート全体で会議したりするようにしたら、どんどんみんなのモチベーションが上がってきました。体感的には半分くらいのメンバーのモチベーションが顕著に上がっているように思っています。

執行役員 エンターテインメントコーポレート局 局長 秋田誠

佐藤:大事なのはリーダーが指針を決めて、ブレないこと。それをやり続けていくことが大事なんだとわかりました。今まで上手くいっていない部分があったのは、経営陣の責任だと思っています。そういう意味では、秋田さんがスピード感を持って改善していってくれているので、ありがたいです。当面はこのスピード感でやっていきたいなと思います。他の会社が真似するような制度、仕組みをどんどん増やしていきたいです。

秋田エンターテインメント企業で、コーポレートはどこに対してエンターテイナーになればいいか。それは社員のみんなです。社員のみんなが喜ぶ制度や福利厚生を考えるのが、エンターテインメント企業としてのコーポレート。そこを表現できたらいいなと思う。

また、社員に対するケアにももっと力を入れていきたいです。入社から3カ月、半年のタイミングで面談して困っていることがないか、ギャップがないかを聞く体制を整える。また、社員のライフステージやライフプランに合わせて、仕事と生活を両立できるような休暇制度なども取り入れられたら、と思っています。

3人が語る、これからのFIREBUG

──ありがとうございます。最後に今後の意気込みをお願いします。

塚田:今年は新しい取り組みを成功させる1年にしたいと思います。新サービスの開発もそうですが、セールスメニューの拡充や教育体制を構築することでセールススキルを倍増させるなど、どんどん新しいことに取り組み、よりジャンプアップしていけたらと思います。売上規模にもこだわりたいですし、コンテンツのマネタイズ事例もたくさん作りたいです。

秋田:エンターテインメントコーポレート局という名前になっているからこそ、バックオフィスからも面白いことを考えたり、生み出したりしていければと思います。もちろん、会社なので一定のルールはありますが、そのルールの中で攻めと守りのバランスを意識しながら、自由な発想でいろんなことに取り組んでいきたいです。

佐藤:FIREBUGのミッション、ビジョンは自分のやりたいことでもあります。それをいかにブラさずにやっていけるか。そこが何より大事になると思っています。
また、社員のみんなが楽しく働いた方が結果的に業績も伸びていくと思っているので、社員のケアにも力を入れていきたいです。社員のみんなが楽しく働くために上司ではなく、コーチというような立ち位置で会話できるようにしていけたらな、と。組織の人数が増えていくと距離ができてしまいがちですが、気軽に相談できるようにしたいですね。あとは、「ばぐちか」のような小さな種まきも引き続きやっていきます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000027493.html

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