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言葉が薄っぺらく聞こえないような声で表現したい

 おはようございます。ジェルーシャです。

 今朝、起きて窓の外を見たら曇り空。

 昨日までは朝からとても良い天気で、同じ時間帯に起きると空の端?がピンク色で、そこから太陽が昇ってくるのが素敵だったので、正直、「曇りかぁ」と少し残念な気持ちを感じながら、それでも朝の凜とした空気に触れ、なんとなくそこで思ったことを音声配信のために収録。

 録音を聞き直し、タイトルをつけたり、内容説明を書きながら、ふともう一度窓の外に目をやると...。

 雲の切れ間がオレンジがかった金色に染まり、そこから上に向かって力強い光の帯が何本も放たれている!

 これは写真に撮りたいと、スマホをカメラに切り替えて写真を撮りました。

 収録の編集に戻ってみると、途中で保存せずに機能を切り替えたためか、おかしな動きになっていて、録音が最初から上書きされていく(元の録音が消されていく)動きを始めていました。

 慌てて録音ボタンを止めて、「せっかく久しぶりにやったのに」とがっかりしましたが、神様が前の録音を「これではない」と言っているのだと思いました。

 刻々と光の色や強さを変えていく空を見ながら、ダメになった録音を削除して、改めてその光を見ながら収録しました。

 そこで出てきた言葉が、「使い古された言葉でもそれが薄っぺらく聞こえないような声で表現したい」でした。

 その時の私には「どんなに雲が厚く見えてもその向こうには青空や太陽が必ずあるということを空が見せてくれているように思う」というある意味よく使われる言葉しか思い浮かばなかった。

 そのまますらっと言ってしまえば、安っぽい上から目線とも受け止められてしまいそうな言葉です。

 それでも、それしか言葉が思い浮かばないならば、それを薄っぺらく聞こえないような力を声にこめて表現したいと思いました。

 発声や発音の技術をいくら尽くしても最後のところでその人そのものが現れる声。その声が言葉に力や命を与えてくれる、そんな表現ができるようになりたいな。

 そんなことを思わせてくれる朝の空に感謝です。

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