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【呼吸のワーク日記】(2024.4.28)

 部屋の扉を開けたらむせるほどの畳の香り。
 
 和室で窓から外が見えて、ちょうど木々の新緑がまぶしい。窓が開けられて新鮮な空気が入ってくる。

 広すぎず、狭くもなく、数人でワークするのに理想的な環境に、最初は少々興奮気味。

 先生が呼吸のワークに出会った頃に、お寺でのワークで必ずやっていたという寝転んでのワークを早速やってみる。

 きれいな畳は寝転んだだけでも気持ちよくて、滑りもよく、動く体を柔らかく受け止めてくれる。

 ほんの少しの動きで体全体がリラックスする。

 何度見ても美しい新緑と青空に、外の子どもたちの声や、人の声などが心地よく聞こえ、しばらくはなんだかもう今日はこのまま何もしなくてもいいような気がして、先生は坐禅のように、私は窓から外を眺めながらぼんやりする。

 音楽活動の部屋ではないが、構造的にもたまに声が出るくらいなら大丈夫ではないかということで後半は歌を歌ってみる。

 好きな歌の歌詞や映像をスマホで探しながら声を出してみる。

 昔の歌だけどいい曲だよね、とか言いながら数曲歌ってみると本当に気持ちいい。歌うことって楽しい、声を出すって気持ちいいというのを思い出した感じ。

 そこからちょっとだけまた体を動かす。声が全然変わる。声がお花になってふわっと軽やかに咲いたような感覚になった瞬間があった。

 この会場とてもいい!これからはこの部屋使わせてもらえる時は使いたいなあと思ったワーク。

 部屋と緑と空気と光とにサポートしてもらってとても素敵な時間になった。

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