誰も得しない、わたしだけの音楽史〜第2章〜

こんばんは。
最近、転職活動でてんやわんやになっていました。いや、なっています。
そんな時こそ、誰も得しないシリーズ第2章です。(誰も得しないけれど、第1章もあります)
今回から、カッコつけてSpotifyのURLでシェアをさせていただきます。

これは一体何章まであるんだろう・・・未定です。
でも、聴いてきた音楽って絶対に思い出とリンクしているので、とんでもない自己満足ながらも時系列順に書いていけたらいいなと思います。

わたしはバンドとか、グループとか、そういう形が好きなんだろうな、と思う。
考えてみれば、NEWSもBUMPもとっても仲が良いグループ。
前回は、小学校高学年からアイドルグループにハマり、中学生でバンドにハマった話を書いてきましたが、今回は高校を卒業して大学に入学してからの超個人的な音楽史です。

わたしは本当に生温い温室育ちで、6年間も中高一貫校に通ったのち、同じ大学に入学しました。
中学生の時にコンサートで後ろに並んでおり、のちにわたしの親友になった人は、美人で頭も良く、親友であり憧れの存在でもありました。
実際に、彼女のおかげで成績も上がった。
一度も同じクラスにならなかったのだけれど、お互い部活にも入っておらず、毎日一緒に帰っては色々な話をしました。

まあでも、びっくりするほど、彼女とはNEWS以外の趣味が合わない!!
聴く音楽も、着る服も、好きな人のタイプも全く違うのです。
だから合うのかな?と思うこともあるのですが。

そんな彼女とは、同じ大学に進学するも別々の学部になり、毎日会って話す日々は終わりました。

高校生の頃、たまたま仲が良い友人が複数人、1年間の海外留学を決意したこともあり、わたし自身も海外留学へとっても行きたかったのですが、金銭的に実現できずで、大学2年生にしてチャンスをもらえることになりました。

母が学生時代に出会ったホームステイ先の家族と、ずっと繋がっており、そのお家へステイさせていただけることになったのです。
さらにはボストンにて語学学校に2週間も行かせてもらえることに。

書き忘れていたのですが、高校の頃の友人が海外への憧れが強めな人が多かったので、洋楽をめちゃくちゃ聴くようになったんです。(シゲがラジオでAvrilを流してくれたのも大きい)
教壇立ってHIGH SCHOOL MUSICAL再現してみたり、箒持ってMiley CyrusやAvril Lavigneになりきってみたり・・・(笑)
暇さえあれば歌詞を見ながら音楽を聴いて歌えるようになったからか、リスニングテストはよくできていました(笑)
有名どころはCDを借りてきて聴きました。ビートルズやオアシス、エアロスミスやレッチリ・・・なかなか渋くないですか(笑)

その頃、わたしは一人の同級生に恋をしました。

1年生の頃は全然話さなかった、背の高い音楽が好きなサブカル系の男子。
わたしの学部内は人数が少なかったので、何かと仲が良く、課題が終わればほぼ全員で打ち上げをしたりしていたのですが、その打ち上げで彼と急接近しました。

CDを貸してくれたり、彼のおかげでたくさんの音楽を知りました。
わたしはその時、オアシスの『Stay Young』という曲の歌詞、

“Stay young and invincible”

という言葉にとても感動していて、それをきっかけに、色々と教えてもらったような。
オアシスだけじゃなくて、ノエルとリアムのソロもいいよ、とか、ブラーもいいよ、とか、ビートルズだけじゃなくてポールのソロもどう?とか。

夏休み中、アメリカに行った際も連絡を取り合い、なんと夏休み中に2人きりでデートまですることになりました。
多分、アメリカでもずっとビートルズを聴いていたと思う。
同じ学部内で彼を含めたBUMPが好きな人たち計6人で、授業をサボって横アリまでBUMPのライブに行ったりしたのもとてもいい思い出。
お互いの友人たちにはなんとなく秘密にしながら、2人で一緒に帰ったりご飯を食べたりしてました。なぜかアフター6でディズニーにも行った。

そして、ジョン・レノンの誕生日に告白してもらい、付き合うことに。

それからは2人が共通で大好きだったイギリスの音楽を聴きました。
わたしはOne Directionを中心に、彼が好きなオアシス、ビートルズも引き続き聴いていました。特にポールのアルバム『NEW』はとても好きだった。
2015年の東京ドーム公演にも行った。

それから、色々あって、彼とはお別れをしました。
初めての失恋を経験し、別れ方もあんまり良くなくて、未練が残ってしまったわたしは、どうにかして彼との思い出との断ち切り方を模索し始めます。
同じ学部だったので、あと2年近くも同じ教室で過ごさなければいけなかったのが苦痛だった。

その時、一曲と出会ってハッとしました。

星野源の『地獄でなぜ悪い』の歌詞の一部。

ただ地獄を進む者が悲しい記憶に勝つ

失恋自体は地獄、ではなかったけれど、それはそれは悲しい出来事だったので、わたしはその悲しい気持ちと共にこれから生きていくんだなぁ・・・と思ったきっかけでした。
思えば、生きてきた中で起きてきた悲しい出来事は、当たり前だけれど消えることがなく、今までちゃんと生きてこれたのだからきっと大丈夫なのです。

星野源という存在は、友人が勧めてくれた『そして生活は続く』という本から知ったので、あまりアーティストとしてのイメージがなかった。
本を読んで、存在自体が気になったわたしに、友人がアルバム『Stranger』を貸してくれました。そこからはずっと聴いているし、本も全部読んでいます。

あとその時に出会ったのはKANA-BOON。

アルバム『DOPPEL』の中の『羽虫と自販機』。
彼の存在や思い出を忘れられたらどんなに楽かなぁ・・・と浸りながら聴いていた曲。

わかってしまったよ 僕らが壊れてしまったわけが足りないものなどなかった 邪魔なものが多かった

サビではないこの歌詞に、わたしは膝を打つような感覚を味わった。
足りないものなどなくて、満たされていたし、喧嘩もしたことがなかったけれど、結局、忙しさにかまけて、距離が開いていったのだった。

彼とは別れてしまいましたが、学生最後の日に思い出の話や音楽の話をいっぱいできてよかったです。

その時、なんとなく彼とはもう一生会わないだろうな、と思いました。

あと、大学時代にライブのバイトをしていてちゃんとハマった乃木坂46。
わたしはアンダーライブの会場でスタッフとして働いたのだけれど、その可愛さにやられ、ちょうど『何度目の青空か』の時に狂うようにYouTubeを見ては、いつのまにかメンバー全員の名前まで言えるようになったり、レギュラー番組をしっかりチェックしたりするようになっていた。
あの時は飛鳥ちゃんとまりっかとさゆりんがアンダーのフロントメンバーだったような気がする。
ライブの最初の『あの日僕は咄嗟に嘘をついた』がかっこよかったのと、『ハウス!』のコールでびっくりしたのを覚えています。

わたしはドアの前に立っていたのだけれど、飛鳥ちゃんが客席付近でパフォーマンスをするときに顔の小ささに心臓飛び出るかと思うくらい驚いた。
華奢で可憐で儚げ・・・今思い返せば最高のバイトでした。(笑)

そして、少し戻って大学4年生の時の話。
記事にもしたトラウマレベルの就活が始まります。

[Alexandros]がメジャーへ移籍して、初のシングル『ワタリドリ』をリリースした時期で、Mステに出ていたのですが(確か2016年6月)、案の定どハマりしました。

な、なんだこのスタイリッシュなバンドは・・・!
そしてこの疾走感ある気持ちいい曲は・・・!

[Alexandros]は、元彼が好きで、「シャンペのライブ行った〜」とか、バンド名が色々な事情で変わったとか、そういうことは知っていたのに音楽は聴いていなかったのです。
男友達にUSBでもらってしまったあの音源はきっと元彼のCDのものだろうな、とふと思った。
[Alexandros]は、あんなにクールなイメージなのに、真面目に、泥臭く、着実に進んできたバンドだと思う。
4人で共同生活をしていた時には野菜に名前を書いていたりとか、社会人として営業をしながらバンド活動をしていたりとか、知ってるエピソードを思い返したら、相当なストイックさだ。
知れば知るほど彼らのことが好きになっていったし、音楽に対する気持ちも強くなっていった。

昔からのファンからしたら、『ワタリドリ』は売れ線の曲だと思われる人もいるだろうけれど、わたしはとても心に残り、中学生の頃のBUMPを聴いた時と同様、レンタルショップに走ったのだった。
よく聴くと、[Alexandros]の曲は本当に多様で、何も濁りのない素直なものから、たっぷりの皮肉を交えたようなユーモアのある曲もあり、幅広い。

就活中は、プライドの高さゆえ、しんどくても誰にも何も相談できず、スーツを着れば着るほど、ストレスは溜まっていき、自然と涙が出そうになるくらい精神が不安定になった。

中でも、『Starrrrrrr』。

この曲は最大にわたしの涙腺を刺激してきた。
未だにiPhone内のミュージックのトップ25は不動の2位だ。
この曲は、フェスでトリを務めたサカナクションに対して悔しさを感じた時に生まれた曲だそうで、rの数がサカナクションと同じ7文字になっていると聞いた。(違っていたらすみません)

この歌詞の全てに後押しされたといっても過言ではないくらい、どの言葉をとっても最高の一曲。
息をつく間もないような荒々しく爽快感のある演奏。この曲を初めてライブで聴いた時は自然と涙がこぼれた。

[Alexandros]に関しては、好きな曲がありすぎるのだけれど、彼らの勢いが凄すぎて、最近はあまり追えていない現状・・・なので、CDJ18/19で思いっきり彼らの音楽を吸収してこようと思います。

そんな[Alexandros]の数週間後にMステに出ていたのが、キュウソネコカミ。
確か2016年の7月頃で、乃木坂の『太陽ノック』のときだった。
ななみんがファンを公言していたのを覚えている。
就活で落ち込み真っ只中だったわたしは、関学で就活に失敗した人たちで組んだバンド、というワードに惹かれ、興味を持ったのでした。
そして、またレンタルショップへ。ただ、わたしの地元には置いていなかったので、少し離れた都会まで借りにいきました。
この前レンタルショップをのぞいたら、キュウソのアルバム全部揃ってた。
なんだか嬉しかった。

Mステで演奏していたのは『MAGA SHAKE IT!!』だったけれど、わたしが特に好きだと思った曲は、アルバム『チェンジ・ザ・ワールド』の中の『何も無い休日』。

この歌詞、とても暗いのだけれど、当時のわたしに痛いくらい当てはまっていた。いや、むしろ今でもそうだな。
わたしは歌詞を重視しているので、歌詞がいいな、と思うと高確率でハマります(笑)

あと、たくさん聴いていたのはandrop。
アルバム『androp』の中の『Star』。

内澤さんの声って、本当に優しく心に響く。
夜に聴くと高確率で泣くし、最後のサビで涙腺崩壊です。
励ますというか、寄り添ってくれるような優しさのある素敵な曲です。

それと同時に『Yeah!Yeah!Yeah!』もたくさん聴いていました。
こちらは前向きに励ましてくれるような曲で、よく面接前に聴いていたし、カラオケでも歌って自分を鼓舞させていたな(笑)

あと、恋愛を歌った曲が多いindigo la Endもたくさん聴いていたな。
思えばかなり失恋によって拗らせてしまった(笑)

今まで聴いていたアーティストは、今でも聴き続けているし、社会人になってからストレス発散でライブに行きまくっていたので、ほとんどフェスなどで見ることができました。
次回は社会人になってからのお話になりそうです(笑)まだまだ続く。

明日は面接。頑張ってきます!

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