わたしの選ぶ2018年の100曲

2018年は、個人的にサブスクを契約してみたり、転職を決めたりと、何かと変化の多い一年となりました。
というか、変化を恐れず受け入れていったのも大きいかもしれない。

特にサブスク(Spotify)を契約したのは革命的な出来事で、たくさんの音楽と出会い、好きな音楽が増えるきっかけにもなった。
今までは気になればCDを買って、iTunesに取り込んで聴いていたけれど、あまりにも聴きたい曲が多すぎたため、弟が契約していたSpotifyを初っ端からPremiumで契約し、毎日楽しく利用させていただいている。
わたしは基本的に歌詞がいいと思った音楽を好きになりがちなので、歌詞が見れるところも嬉しい点。

あいみょんがサブスクによるヒットのモデルケースとなったように、CDが売れないと言われている時代にもヒット曲が生まれ続ける理由にもなっている。
また、気軽にシェアできたりして、見つかりやすくなっている気もする。

そんなサブスクリプションで昨年わたしが出会って聴きまくったプレイリストをシェアしたいと思います。

■MONO NO AWARE
ラジオで何かのフェスのCMが流れていて、なんとか歌詞を聴き取り、それが「イワンコッチャナイ」だったことが判明。
ゲーム音楽がルーツだとLove musicでやついさんが解説していたけれど、面白い音楽だな、と最初に聴いた時に感じた。
昨年リリースされたアルバム『AHA』は特に聴いていて、今は「轟々雷音」の歌詞を覚えることに夢中(笑)
わたしはフジファブリックが大好きなのですが、初期のフジファブリックの音楽を彷彿とさせる音を多々感じるため、とても気になって好きになったバンド。

■小袋成彬
この人は存在が気になりすぎて、VIVA LA ROCKで初めて見て、次の日にはCDを買いに行った。(タワレコメンに選出されていた!)
雑誌やウェブのインタビュー記事で話していることも、どこかシニカルで、俯瞰していて、ステージでは一人で静かなる情熱を燃やしながら歌っているような気がした。
フィクションのような、ノンフィクションのような歌詞は、CDのブックレットは縦書きになっていて、小説を読んでいるようだったし、「Selfish」のMVは何回も見て解釈が変わっていった。
あと、「Daydream in Guam」の中の「白い肌が勲章なのさ 二人の」という歌詞が特に好き。

■King Gnu
名前だけ知っていたけれど、VIVA LA ROCKで見たことでかっこよさに気付いた。
男臭い且つ泥臭い感じがして、怖いもの見たさというか、珍しいものを見る、みたいなそんな感じで見に行った気がする(笑)
その魅力はメジャーデビューした今でも感じていて、アルバム『Sympa』はもちろん、3月のSTUDIO COASTのワンマンにも行くことになった。

■Tempalay
なんだこの不思議な音楽は!?
「どうしよう」から入り、「革命前夜」、「テレパシー」、「SONIC WAVE」と聴いていったら、その不規則なリズムや不思議な歌詞がやけに気になるし、Aメロ、Bメロ、サビ、みたいな単純構成じゃないし、MVもなんだか意味不明で面白くて、なんだこのバンドは!?と感じる存在に。
気になる存在だけれど、あまり詳しくなりすぎたくもないような、まだ未知の生物みたいな感じ。

■マカロニえんぴつ
「レモンパイ」がCMに起用された時に、いろんなバンドが話題にしてて知ったバンド。そうなった時にすぐ聴けるのがサブスクの強みだな、と強く思った。
わたしには少し若いかな〜と思いつつも、「洗濯機と君とラジオ」、「哀しみロック」を特に聴いている。ポップで、親しみやすく、曲に成熟し尽くしていない青みがある気がする。
昨年はロッキンに出て、テレビで「ミスターブルースカイ」を見れたけれど、今年はぜひワンマンライブを見たいと思っている。

■カネコアヤノ
どこか掴めない不思議な少女感のある、ソロアーティスト。
タワレコで発見したアルバム『祝祭』の目のジャケットがとても記憶に残っていた。
意地っ張りな女の子の気持ちが歌われている「ロマンス宣言」がかわいい。
お風呂で歌ってみたら、息継ぎが難しすぎた(笑)
武蔵美の芸術祭の【オトトヒト】で初めてライブを見て、MCと曲に入ったら姿が全然違ったのが印象的だった。

■2(ツー)
ジロッケン環七フィーバーを見て知ったバンド。
まだ全曲は聴けていないけれど、「急行電車」という曲が青さ満載で気になる。
個人的にボーカルの声もどタイプ。
とにかく検索がしづらくて、ツイッター見つけるのも時間かかった(笑)
この時代に検索しづらい名前をつけるところも気になる。

■andymori
なんで今まで聴かなかったんだ!!!
大学の友人が在学中に解散ライブに行ったり、カラオケで歌ったりしてたのに、その魅力に気付けなかった自分を殴りたいし、サブスクによって出会えて本当に良かった。
シャッフルで流してたら「革命」〜「すごい速さ」が最高すぎて、一気に虜になり、その2曲に加え、「光」「1984」「CITY LIGHTS」「クラブナイト」を特に好んで聴いている。
ちなみに、友人が一番好きなのは「Sunrise&Sunshine」らしい。

■AL
これはSpotifyのRadioで流れてandymoriのメンバーによるバンドだということに気付いた。
「NOW PLAYING」という曲、「今」だからこそ歌えるみたいな強い喜び気持ちが表現されていて、キラキラして聴こえて、こちらまで嬉しくなるような素敵な曲。
「とびましょう」という曲も元気が出て好き。

■GLIM SPANKY
なんで今まで聴かなかったんだ!第2弾。
先述した通り、わたしの大好きなフジファブリックの恒例ライブ【フジフレンドパーク】のLIQUID ROOM公演で初めて見たGLIM SPANKY。
ラジオで「怒りをくれよ」と「美しい棘」だけ知っている程度だったけれど、ライブのオープニングで「Gower Wassail」という曲で登場してきて、一気にその世界観に引き込まれた。

女性ボーカルはあまり聴いていなかったんだけれど、中でもレミさんの声は最高にかっこよくて、ドキドキした。
あと、サポートベースの栗原大さんは雰囲気がある方で、登場してきた時に志村さんかと思った。
ロックを愛しているのがステージ上から伝わってきたし、本当に好きでかっこいいと信じていることを真っ直ぐにやっている姿に痺れた。
「大人になったら」と「All Of Us」が特に突き刺さったけれど、次ライブで見たら「Freeder」と「時代のヒーロー」を聴きたい。
LIQUID以外にも城西大学の学園祭でまた対バンを見られて本当に良かった。

■ユニコーン
こちらもなんで聴かなかったんだ!!第3弾。
こちらもフジファブリックの恒例の対バンライブでハマったバンド。
フジファブリックの志村さんは奥田民生に憧れて音楽を始めた人で、フジファブリックはユニコーンみたいなバンドになりたいという共通認識があったらしいので、これは本人たちにとっても、ファンにとっても超特別なライブとなった。
「FEEL SO MOON」から始まって、すぐに思い知らされたカリスマ感やスター性。MCはゆるいのに、ひたすらにかっこいい。大人(おじさん)たちが本当に楽しみながら音楽をやってる感じが素敵だった。
ジャケがDeep Purpleのアルバムのオマージュのアルバム『シャンブル』は、夏に職場からランチに出かける時にたくさん聴いた。
「ひまわり」〜「スカイハイ」の流れが夏らしさが溢れて止まらなくて好き。あと、「人生は上々だ」が大好きなのでいつか聴きたい。

■くるり
こちらもなんで聴かなかったんだ!!!第4弾。
フジファブリック好きなら聴いてるよね!?と自分でも疑問だった。本当に今更ながら「くるりの20回転」(2016)を借りてきて、今まで録画していたフェス関係の動画も見た。
「ロックンロール」は不動で一番好きな曲なのだけれど、never young beachのSTUDIO COASTでのライブでゲストがくるりだった時に一番最後に歌ってくれたし、CDJ1819のフジファブリックのリハーサルで歌ってくれたのも本当に嬉しかった。
シンプルで素朴なものだったり、難解で複雑なものだったり、楽曲の幅が広くて、初めて聴いた当初は、聴くたびに新鮮な気分だった。
今聴いた曲は、これからの人生でピタッとくる場面があるんだろうな、と信じている。

以上、個人的大革命が起こった2018年に出会った音楽たちでした。
今年はどんな100曲になるかな〜と今からワクワク。
先日はDATSとtoconomaの2マン【SYNCHRONICITY'19 New Years Party】に行ってきたんですが、気になった曲をすぐ聴けたのが嬉しかった。
思い切ってサブスク解禁してみてよかった(笑)

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