ニホンオワツタ

私が今一番悲しいのは。
テレビ局やテレビ局のキャスターたちが性被害を「それほど大事だとは思わなかった。」と言っていることだ。みんな噂では知っていた、けど大したことではないと思っていたと。

それは被害者が男性だったから?男性なら心が傷つかないとでも?悪しき男らしさはもう捨てようよ。

だけどこれが女性だったからといってもやっぱり日本では何も変わらなかったと思う。

私は被害を身近な人に告白した時、「それが男ってもんじゃない?」の一言で一蹴された。自分の孫娘が性被害に遭ったら同じように言ってみて。2度と口をきいてもらえないから。


私が今一番悲しいのは。
もし裁判の判決が出た時点で大きく取り上げられていたなら、ジャニーズの被害者がそれ以上は増えなかっただけだなく、その報道が抑止力となり、他の性暴力も防げたかもしれないということ。私は仕方ない。どうしようもない家族の中に生まれたのだから。でもきっと救えた命はあった。
悲しい暴力にあって、どれほどの人が命を落としただろう。そして生き延びた被害者は生きながら死んでいる。


私が今一番悲しいのは。
被害の傷が死ぬまで続くこと。現在78歳になった被害者の方は小学生の時の被害を抱えながら生きている。私もああなるのだと思った。その傷は消えずに、死ぬまでこの重い事実を1人で抱えて生きていかなければならない。


私が今一番悲しいのは。
事務所の名前が残ること。元ジュニアの方たちだけでなく、私ですらその名前を聞くだけでフラッシュバックする。
子供達を守れなかった、私を含めた社会や会社に絶望し、情けなく思う。

しかし日本はこんな会社をまだ容認している。
タレントたちのプライドとかなんとかいっていたが、そんなプライドなんか捨ててでもやらなければいけないことがあるのでないか。

日本終わった。きっと何も変わらないと思う。

本当に悲しい、悲しずきる。



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