あの頃のFacebookと今。
FacebookとInstagramをやめてもうすぐ丸3年が経とうとしている。
やめるときは何か支障が出るのかなーと若干心配していたが、特に何も変わらなかったし、今もなんの影響もない。連絡が途絶えた人はそれまでだし、やめても小まめに連絡をくれる人はくれる。
私はFacebookもInstagramも結構早くから使っていて、どちらも海外の友達との連絡ツールとして使っていた。なかなか会えない友人たちの近況を知ることができてとてもうれしかった。
だが日本でも両方のアプリを使う人が増え始め、友達がどんどん増えていく中で私は疲弊していった。
Facebookは活動をアピールしたり、他のコンテンツを紹介する媒体としては優れている。
だがとてつもなく疲れた。
無意識にいいね!や友達の数を人と比較したり、日々楽しそうな日常や会食をアップする友人たちの投稿を羨ましく思う自分がうざかった。その逆も然りで、私の投稿もきっと【友達】たちから見ればうざかったと思う。
ほとほと疲れきり、これまでの人間関係を一部清算する意味で、私はFacebookとInstagramをやめた。
先日妹のように可愛い友人が遠くから会いに来てくれた。共通の知人の話をする中でFacebookで彼女たちの近況を見せてもらったのだが、Facebookを見ても何もときめかない自分がいた。相変わらず私には眩しすぎて、すぐに「ご馳走様、もういいや」と言ってしまうほどだった。
むしろ楽しそうに投稿を続けている人たちにただただ「すごいなー」と感心してしまう。
私にとってはとてもしんどいものであったが、楽しめる人はとことん楽しめるのだろう。私にもそんなふうに感じる時があったなぁと懐かしくさえ思った。
たとえ推しがInstagramやTwitterを使っていても、自分がまたアカウントを持つことはないし、見える範囲だけに自制している。
SNSへの投稿はむしろ得意分野だと思っている(発信力という意味で)が、見栄を張っている自分がつくづく嫌になった。つまり私はSNSに向いていない性格だった。
じゃあnoteはどうなんだよ?とぶっ飛ばされそうだが、不思議とここでは見栄を張ることなく、自分に正直に「書く」ということに集中している。もちろん他者に読まれて嬉しい。それ以外にも自分の考えをまとめるのに役立っている。そして基本私のnoteを読む人は少ないので、1人語りと言っていい。他のSNSを否定するつもりはなく、それぞれに合ったSNSを使えばいいのだなと今は思っている。
というわけで今はnoteだけが私が発信するプラットフォームである。
精神面でSNSに不向きだと気づくまでに結構時間がかかったし、疲れたなぁというのが正直なところ。
あそこにまた戻りたいとも思わない。
FacebookやInstagramに没頭していた時に比べれば色々と解放され、心も人間関係もとてもスッキリしたと思っている。
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