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BONNIE PINKを語りたい

BONNIE PINKの「Heaven's Kitchen」を聞いた時の衝撃を忘れない。

真ピンク(というか赤)のショートヘアで歌う彼女は、日本語と英語が心地よくミックスされていて、何より英語の発音が私の耳には心地よかった。
当時スウェーデンの歌手・MEJAの歌が好きだったので、なんとなくシンパシーを感じていたら、BONNIE PINKのプロデューサーは、カーディガンズの人だった。

アルバムを聴きまくり、Heaven's Kitchenをカラオケで歌いまくった。Heaven's Kitchenだけでなく、彼女のアルバムは名曲ばかりで大好き。

一度北海道で開催されたライジングサン・ロックフェスティバルにおいて、生でBONNIE PINKの歌声を聞いたことがある。ギター一本で歌ったOceanという歌が忘れられず、今もHeaven's Kitchenの次に好きな曲だ。広大な北海道(しかも石狩湾の近く)で聞いたせいだろうか、この歌を聴くと一瞬で海辺にいるような気持ちになる。

なんでこんなにBONNIE PINKが好きなのかと言うと、彼女の英語と日本語が絶妙に折り重なった歌詞が好きだからだ。実際彼女は英語も堪能なので、英語歌詞の歌もとても好き。優しく美しい声、外国を常に感じるサウンド。BONNIE PINKはもっともっと評価されていいシンガーだと思っていた時、資生堂のCMに使われてブレイクをはたした。

「嫌われ松子の一生」という映画で突然映画出演した時は驚いた。風俗嬢という役だったが、LOVE IS BUBBLEという曲は、映画にぴったりはまっていた。あまり妖艶なBONNIE PINKを見たことがなかったので、この映画は彼女の新たな一面を見られるので必見である。交流のあるリリーフランキーさんがこの映画のBONNIE PINKを絶賛していて、「もっとエロくていい」みたいなことを対談で言っていたと記憶している。

BONNIE PINKのベストアルバム。名曲揃い。あえてHeaven’s Kitchenを外してくる辺りがなんともにくい笑。

彼女の音楽は私の青春を彩ってくれていた。そして今もときどき彼女の音楽を聴きに戻ってきてしまう。あの切なくて優しい声に私は癒されたいのだ。

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