前世はイタリア人?!イタリア旅行で前世の記憶は蘇るか?
ちょっと夢物語だと思って最初は聞いてほしい。
私は嘘か本当かわからないけど前世とかの話を聞くのが割と好きだ。たぶんオーラの泉の美輪さんファンだったからだろう。これまで前世を2回ほど見てもらったことがある。そして必ず出てくる前世の出身地がある。
それは、イタリアとフランスだ。
特にイタリアで男性として生まれていることが多く、聴衆の前で演説している(つまり政治家かなんか)らしい。
ほえー!と思って以前から受けてみたかった退行催眠によって、前世を自分で見てみることにした。
すると最初に出てきたのが、南フランスに住む女性だった。その人の髪の色やアクセサリー、お屋敷などが非常に印象に残っていて、おそらく私なのだろうなという不思議な感覚。活発でおおらかな女性だった^_^
一方日本ではほとんど生まれておらず(今回3回目らしい、ホンマか?)一度だけ長崎で修道女をしていた時代もあった。(非常に悲しい人生で、ポロポロ涙が溢れる体験をした)
イタリア人だった前世はその時確認できなかったものの、行きつくところまでいった前世で私は、
マンモス追っかけてた( ̄▽ ̄)
そして寒すぎて死ぬ、という人生…。(※夢物語だと思ってお楽しみください)
そんなゆかり(?)のあるフランス、イタリアだが、フランスは色々と旅行もしたし、住んだし、私の第二の故郷である。そしてイタリアは、これまで2度訪れた。またまた語学学校で知り合ったイタリア人女性とそのご主人にめちゃくちゃ可愛がってもらい、おうちに遊びに行ったり、私が南仏に住んでいるときは、イタリアから車でわざわざ会いにきてくれた。
いつも美味しいレストランに連れて行ってくれて、お腹いっぱいご馳走してくれる優しい二人。
前菜、リゾットからのピザ、デザートとイタリア人は食いしん坊だ。そのくせ朝ご飯は、紅茶とクッキー一枚というシンプルさ。
ご主人の方のマンマが、イタリアの「絵に描いたようなマンマ」で、私が遊びに行くと浴びるほどのチューをしてくれ、かわいいかわいいと褒めてくれた。
旅で使えるイタリア語を二人から教えてもらい、実際にそれを使ってカフェで注文。イタリア語が通じたときはすごく嬉しかった。イタリア語はとても響きがよく、私には音楽のように聞こえる。
そしてイタリア人のあのテキトーな(失礼)感じと明るさが私は好きだ。フランス語の授業でイタリア人がフランス人よりも更に時間にルーズという話になり、「イタリア人と約束の時間には会えない、約束の日に会えたら奇跡」みたいなことを先生が言っていた。真面目なドイツ人と日本人には信じられない話だったが、私はそのテキトーさに心底憧れたのである。
ちなみに私は日本では常に5分前行動の人だ。その反面なぜか海外にいるとかなりテキトーになり、その辺のウマが合うのかもしれない。
2011年、友達の家があるミラノで2日間を過ごし、電車で一人ローマへ。
初めてのローマ。
街全体が芸術作品のようだった。(ここからは雑な写真が続きます)
コロッセオ。いきなりこんなの出てくるとビビる。
バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂。お上りさんツアーの2階席から。カトリックの総本山。信者と観光客でごった返している。(後日入ったけど、めちゃくちゃ大変だった)
毎日地下鉄にも乗ったが、パリのメトロに比べれば綺麗だったような気がする。
そして何故か周りの男性が全員ダビデ像に見えてきた。裸という意味ではなく笑、顔が全員彫刻刀で掘ったみたいなのだ。
あまりにもイタリア人がかっこよく、しかもおしゃれなため、地下鉄を一緒に降りてふらふらーとついて行ってしまうほどのかっこよさだった!(危険人物)
別の日に、ベルニーニ作の四大河の噴水を見に行った。どうせだからと目の前のレストランでご飯を食べることに。
ライトアップされた噴水があまりに綺麗なため、長くレストランに座っていたのもあってか、オーナーさんが私に「飲み物ご馳走するよ!」と言ってくれた。紅茶をいただきながら、オーナーさんがフランス語ができたのでしばらく談笑。
すると、
「これから僕と散歩しませんか?」
と、ちょいワルオヤジのオーナーに言われた。(イタリア人のイケオジは全てちょいワルオヤジと認定される、ジローラモというシステムを導入しています)
若干恐怖を感じたので、いやいやいやいやいや忙しいんで!とお茶だけご馳走になり、丁寧にお断りした。
ローマの休日で有名になったスペイン広場にてアン王女の真似っこ。実はスペイン階段でジェラートを食べるのは禁止。なので慌てて口に放り込む!
翌日にサン・ピエトロ大聖堂の中へ。
ミケランジェロのピエタ…いやー、すごく感動したなぁ🥲
人の大きさと比較してもわかるが、全てが巨大で荘厳だった。
ラファエロの「アテナイの学堂」。
こんなの美術か世界史の教科書でしか見れないと思ってたけど、実際に見るとすごい!という言葉しか出てこない。
バチカンの後は、美味しいと有名なレストランへ。イタリアのご飯はどこに行ってもハズレなし。
ミラノ、ローマ以外にもナポリやポンペイ遺跡にも足を運び、イタリアを北から南まで満喫することができた。
さて前世がイタリア人と言われた私だが、実際に行ってみて何か思い出したかといえば…
残念ながら何一つ思い出さなかった笑。
ただどの場所も落ち着くというか、『平たい顔族』のくせにすぐに現地に溶け込もうとしているな、という感じはあった。これはフランスに僅かながらも滞在した経験があったからだと思う。そしてイタリア語が非常に耳に心地よく、ずっといてもいいなと思うくらい。
そしてイタリア人の明るさとテキトーな感じがやっぱり私には合うな、と思った。
本当に私の前世はイタリア人なのかもしれない。現世では平たい顔族所属だが、前世は私もダビデのような男前だった可能性も否定できない。
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