「ミスiD2019」にて「クリエイティブは最高に優雅な復讐である賞」を受賞した眉村ちあきさんが受賞についてコメントを求められて、クリエイティブで復讐しているつもりはないので悔しいです、と答えたそうですが、

眉村さんの「クリエイティブで復讐してるつもりはない」と言うコメントは、自分の様な外側の人間から見た「ミスiD」勢に対しての印象と真逆の意思表示に思えるので、そういう意味でも「ミスiD 」に選ばれながらも「内側」から異を唱えた意義は大きいと思う。

眉村さんが満たされない承認欲求や生き辛さを発露する場としてこのオーディションを捉えてないってことは明らかでしょうと言う……ましてや世間に中指立てるとか「復讐」するとかそんなんじゃないでしょうって事ですよねきっと。そういう意味ではものすごく不本意な賞をもらっちゃったのかも知れない。（でも、実業家として只者ではないというビジネスマンとしての評価で「家入一真」賞も受賞したのは至極真っ当な結果だと思う。）

でも、これまでの「ミスiD 」の路線？的に多かったであろう、そうやって生き辛さを抱えてたり「燻っている」人を「受賞」という結果で「救い」上げるというよりも、「燻っている人」や生き辛さを抱えている人（自分も日々、生き辛さを抱えております・苦笑）を救ってくれる人が選ばれたって事なのかも知れないな、と眉村さんに関しては思ったのでありました。

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