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海外の自由主義系シンクタンク

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海外の自由主義系のシンクタンクの紹介や、そのシンクタンクのレポートを翻訳・意訳して紹介しています😊
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記事一覧

中央銀行とその経済失政を終わらせるとき

日本経済は「失われた30年」と言われています。 デフレ・円高を不況の原因だとし、「金融政策…

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中央銀行とは何か?~政府権力と戦争との関係について歴史を検討する

現在、円安が猛スピードで進行しています。 日本銀行は先月、マイナス金利政策を解除しました…

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緊急事態宣言の危険?~コロナ禍の反省から「緊急事態条項」を考える

岸田文雄首相は3月27日に、憲法改正による緊急事態条項の新設に関し「首都で大きな災害が起き…

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「福祉国家」は不況を長引かせる?

こんにちは、自由主義研究所の藤丸です。 「福祉国家亡国論」という本があります。 著者の山…

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食料安全保障で誤解されていること

食料安全保障の強化を柱とする「食料・農業・農村基本法」改正案が、3月26日に衆院本会議で趣…

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「富裕税」を払うのは誰?お金持ち?貧乏人?

「富裕税」と言われるような財産にかかる税金を支払うのは誰だと思いますか? 一般には「富裕…

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「バイデン政権vsテキサス州の不法移民問題」から憲法と地方自治を考える

現在アメリカでは、バイデン政権(連邦政府)とテキサス州の間で、不法移民への対応に関して対立が続いており、大きな問題となっています。 先日1月24日、テキサス州のグレッグ・アボット知事は、バイデン政権側の主張を認める最高裁の判決を拒否する、驚くべき声明を発表しました。 25人の共和党知事は共同声明を発表し、アボット知事の主張支持を表明しています。 この問題は単に移民問題というだけでなく、 「連邦政府と州政府の関係、ひいては個人と政府との関係」「憲法」「抵抗権」の問題を含んで

「日本経済の病」~金融緩和などの日本の経済政策について、オーストリア経済学の視点…

昨年12月4日のニュースで「日銀 25年間の金融政策分析で外部有識者の討論会を初開催へ」という…

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一時的な経済的な痛みに屈さず、長期的な自由の繁栄を信じよう。思想の戦いにおける進…

こんにちは、自由主義研究所の藤丸です。最近のnote記事で紹介しているように、アルゼンチンの…

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リバタリアンの大統領が誕生‼

こんにちは、自由主義研究所の藤丸です。 世界中の自由主義者が注目する中、アルゼンチンの大…

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アルゼンチンのハビエル・ミレイは "民主主義の危険人物 "ではない

こんにちは、自由主義研究所の藤丸です。 数日後に迫ったアルゼンチンの大統領選挙の候補者の…

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不況は「睡眠」のようなもので、一見無駄だが必要なものだ

こんにちは。自由主義研究所の藤丸です😊 今回は、アメリカの自由主義系シンクタンク「ミーゼ…

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【ハマスとイスラエル~米国シンクタンクの違い】ヘリテージ財団「米国はガザの早期停…

こんにちは。自由主義研究所の藤丸です。 今回も引き続き、「ハマスとイスラエル」について、…

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【ハマスとイスラエル~米国シンクタンクの違い】ミーゼス研究所「イスラエル情勢のエスカレートは米国にも破滅的な結果をもたらす」

こんにちは、自由主義研究所の藤丸です。 前回に続き、ハマスの攻撃から始まった「ハマスとイスラエルの戦争」について、アメリカのシンクタンクのレポートの紹介の2回目です。 ※このレポートの見解について、自由主義研究所や藤丸が賛同しているというわけではありません。 今回は、アメリカの自由主義系シンクタンク「ミーゼス研究所」のHPに掲載されているJeremy Powell氏のレポート、 「ESCALATING THE SITUATION IN ISRAEL WILL ALSO