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二児ワーママ、JPTに飛び込む〜アンバサダー体験記~

思い返せば2021年の年末。
JPTに出会って、私の世界は大きく広がりました。

今回は、私がJPTアンバサダーに応募したきっかけや、活動で感じたことについてお話します。

(執筆:JPTミッションパートナー あきこ)

障害者が働く選択肢って、なんだか少ない気がする

障害者の方が働く、あるいは収入を得るって、どんな方法が思い浮かびますか?

少し前までの私には、絵画や書道のようなアート、物流、事務、作業所のようなイメージしかありませんでした。

「作品」で勝負するアートの分野では、アーティストの障害の有無は関係ない。
それはとても素晴らしいことだけれど、アートで才能を開花させられる人ってどれだけいるんだろう。
コロナによるオンライン化の影響で作業所の受注が減っているという話も聞き、障害のある人が働く選択肢が少ないことにモヤモヤしていました。

そんな折、小学校に入った息子のお友達が特別支援教室に通うことになりました。
適切な支援を受けられることは、本人にとってもポジティブなこと。

でも、保育園までは普通にみんなで過ごしていたのに…。
小学校からいきなり、一定の速度で進む集団での勉強・運動に ついていけるor NOT で線を引かれるような気がして、なんだか違和感がありました。

知人を通じて「ママボラン」というサイトを知り、JPTに出会ったのは、まさにこの時。
「こんな働き方があるんだ!」と、目から鱗が落ちました。

JPTのように、誰もがイキイキと働ける可能性がもっと社会に広がってほしい。
こういう選択肢があるんだということを、もっと社会に知ってほしい。

そのために自分に出来ることがあるのなら、やってみたい。そんな風に思いました。

働きながら・家事育児をしながら、ボランティア?

とはいえ、不安は尽きません。
3歳・6歳の子どもがいて、全速力で仕事・家事・育児をこなす日々。
子どもを寝かしつける時には疲労困憊で一緒にバタンキュー(古い?)の毎日なのに、本当に活動なんて出来るんだろうか?

今以上にタスクを入れることで自分が倒れてしまわないか、精神的につらくなって子供にあたってしまわないか、とても不安でした。

結果的に、これは杞憂で終わりました。

JPTの活動においては自分がやりたいことだけをやればいいので、ただ楽しく、ストレスを感じないこと。

一人一業で人に合わせる必要がなく、早朝や休日など、自分のペースで活動できること。

「やりたいこと・得意に没頭することが成果につながる」「ひとりで仕事を進める」「フルリモート・フルフレックス」というJPTの考え方が、私にはとても合っていました。

「自分で自分を認められる」幸せと、人生の充実感

半年間の活動で得られたのは、何よりも、自分自身の自己肯定感や幸福度が上がったことです。

「ikigai(イキガイ)」モデルをご存じの方もいると思いますが、JPTは私にとってまさにikigaiモデルにぴったり。

自分の出来ることと、「これをやりたい!」という想いと、JPTから「いいね!」と言ってもらえることが重なっていました。

私は本業の仕事も大好きで、自分の意思で今の職場を選びました。
そちらでも素晴らしいメンバーと一緒に働いているのですが、それでも、子どもを育てながら働くなかで葛藤を感じたり、自己肯定感が低くなることがありました。

母親としては「子どもたちと一緒にやりたいことリスト」を作っているのに、全然消化できない!とか。

朝と夜しか一緒にいないのに、いつも時間に追われて「早く早く」としか言ってない…私って、子どもにしっかり向き合えてないのでは?という不安や、焦燥感。

社員としては、みんなが忙しい時でも私ひとり退勤するうしろめたさや「自分は常にだれかに助けてもらわないと、そもそも会社に存在できないんじゃないか」と劣等感を感じるときもありました。
 
でも、JPTで活動してみて
自分にも出来ることがあるんだ!
人と社会のために役に立てるんだ!
そんな実感や喜びを得ることができました。

この「自分にもできる感」「社会の役に立ってる感」が今の私にとって何より必要で、価値あるリターンだったと思います。

「自分は今のままでもいいんだ」と思えたことで、それまで感じていた不安や焦燥感も少し楽になりました。

最後に

自分の興味のおもむくままに行動することは、大人になればなるほど難しい。
そんなふうに思っていました。

社会人になり、妻となり、母となり…
人生における役割が増えれば増えるほど「今以上に何かをしたら、すでに持っている他のものが損なわれるのではないか」と、なかば恐れのような気持ちを抱いていました。

今回JPTでの活動にチャレンジしてみて「こっちを立てればあっちが立たず」ではなく、自分が持っている複数の役割(ロール)の中でいい循環が起きているのを実感できて、私自身の人生の向き合い方にも変化が起きたように感じています。

少しでもJPTに興味を持って頂ける方がいたら、ぜひ扉をたたいてくれたら嬉しいです!
一緒に活動できるのを楽しみにしています。

※JPTアンバサダー期間終了後も、ミッションパートナーとして引き続きJPTで活動しています!

▼JPTアンバサダー・プログラムの詳細はこちら

▼あきこさんのアンバサダー期間の活動紹介記事


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