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JPTを体験しよう!~職場体験インターンの裏側~

JPTでは2023年度の採用から、新たに『職場体験インターン』プログラムを開始しました。
「JPTの採用に応募したいけど、スキル的に不安」、「フルリモート・フルフレックスでの働き方が自分に合うかわからない」、そんな課題から始まった「職場体験インターン」。
今回のnoteでは、始まったキッカケや、その裏側をご紹介しましょう。

執筆者:kei
採用担当者・職場体験インターン発案者。
普段は情報システム責任者として、社内の技術的サポートや新規技術の開 拓、ルール等の整備を行う。


はじまりは就労移行事業所の担当者様の声

就労移行事業所との継続的なコミュニケーションを通じて明らかになったのは、『より実践的な課題が必要』というニーズでした。現在も各々の事業所で学習プログラムの提供や技術的サポートを頂いていますが、それらのフィードバックの中で「現実の企業の課題が欲しい」という声がありました。

私自身、かつてPCスクールのインストラクターや職業訓練校の講師を数年させて頂いていたのですが、想定問題だけではどうしても限界があり、いつしか生徒さんをサポートする以上に、課題や教材を生み出すことに苦労していたことを記憶しています。

JPTを体験できないか??

ふとシャワーを浴びていたとき、「JPTを体験したらいいのでは?」と思いつきました(だいたい何か思いつくのはシャワー浴びてるときです)。
従来から採用のためのインターンは行っておりましたが、採用プロセスとは独立して、実際にJPTの作業環境に近い形でインターンを行ったらどうだろう?と思いました。
その後、社内で提案・ブレストを行い、実施する流れとなりました。

もっと気軽にインターンを受けて欲しい

採用のインターンでは、一定数リタイアされる方がいらっしゃいます。
理由は様々ですが、その中でも多いのが「スキル不足」と「フルリモート・フルフレックスが合わない」、でした。
ミスマッチは致し方ありませんが、それらを原因に体調までもを崩されるのは弊社としても非常に心苦しい部分であり、頭を抱える要因の一つでした。

採用課題をリサイクルしよう

一方、課題作成にも課題がありました。
弊社では、公平性の観点から採用のたびに課題を作成しており、同じ課題を使いまわさないようしております。
その中で、「過去問を捨てるのももったいない」。そう考えていました。
この過去問題をリサイクルしてはどうか?そう考えました。

そうだ、ハッカソンをしよう!

結果、「JPTの過去問をみんなで解くハッカソンをしよう!」となりました。
ハッカソンとは、技術者や開発者が限られた時間内にチームを組み、決められたお題のソフトウェアやハードウェアのプロジェクトを競い合うイベントを指します。
職場体験インターンを作る中で、このハッカソン形式がベストと考え、取り入れることにしました。

なるべく現状のJPTに即した形で

インターンの課題には、「1人1プロジェクト」を踏襲し、各々で取り組んで頂きました。
また、インターンの会場(Discord)は実際に利用しているJPTのチャット(Teams, Discord)を参考に作成しました。

インターン会場(Discord・再現)

併せて、JPTでは毎月「業務報告会」という会議で、各々直近3カ月の業務をレポートしているのですが、これも取り入れ「成果発表会」としました。

振り返りと今後

今回、第1回目の職場体験インターンを行いました。
2023年度後期採用では採用・職場体験を併せ50名もの方に参加いただき、非常にうれしい限りです。
まずは無事に終えられ、ほっとしております。 その一方、JPTでは採用活動を終えるごとに、採用メンバーで振り返り会を実施しており、その中でさまざまな課題も見えてきました。
主にモデレーション(運営)に関する課題が多く、以降のインターンで改善していく予定です。

弊社インターンに応募される方へ

とても有難い事に、弊社を志して下さる方が多く、非常にうれしく思います。
実際、採用への応募にあたり1年間の時間を使って準備されてきた社員もおり、非常に光栄に感じます。
その反面、従来のインターンでは「スキルやレベル感がわからない」「フルリモート・フルフレックスが自分に合うのかわからない」といった声も多く、ミスマッチの解消のため、この職場体験インターンをはじめました。
何かのきっかけや、実績の一つとして頂けますと幸いです。

就労移行支援事業所のご担当者様へ

弊社では採用インターンと並行し、今回ご紹介した職場体験インターンを実施致しております。
応募者様の実績のひとつとして、適性を見定める手段として、また弊社へ触れるひとつのキッカケとして。応募者様へご案内頂けますと幸いです。
不明点等ありましたら、お気軽にお問合せください。


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