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JPT役員が語る!将来のJPTを担う人たちへ伝えたいこと ~CTOインタビュー第2回:CTOが考える“面白さ”とは~

本企画では、CTOの長尾さんにご登場いただき、JPTへの熱い想いを語っていただきます!
第2回は、長尾さんが誰にも負けないと自負する自分の価値やこだわりの“面白さ”について、お聞きしていきます!
 
                   (執筆:JPTアンバサダー ぽり)
 
全4回でインタビュー内容をお届けします。
-      第1回:CTO就任から今までを振り返って
-      第2回:CTOが考える“面白さ”とは(本記事)
-      第3回:JPT新体制と今後について
-      第4回:従業員のさらなる活躍のために

ー前回のインタビューの最後で、長尾さんが生み出せる“自分の価値”についてお話が出てきました。詳しくお聞きしたいです。

最近自分の中で自信を持ってきていることは「仕事をより面白いものに再定義する」ということです。この部分では阿渡さんにも、前社長の成川さんにも勝てる!という感覚を持っています。例えば、最近だと生成AIの話題もたくさん出ていますが、あれをどういうふうに仕事に組み込むと従業員が「それ面白そう!やりたい!」と思うか。こういったことを考えるのがもともと好きな人間なので、これが自分の価値として大きいかなと思っています。JPTが持っている技術を使えば、こんな面白い課題解決になるかもしれない。そういう妄想を話すのが好きなんですよね。今後そういう仕事をもっと作り出していって、そこの過程で技術を進化させていく。このようなサイクルができると面白いなぁと考えています。

ー長尾さんにとっての“面白さ”とは、どんなイメージでしょうか?

僕にとっての「面白い」はとても主観的なのですが、エンジニアが「なんだこれ…やってみたい!!!」と思えることやその状態を「面白い」と呼んでいます。作る人が主役にいるのが長尾の特徴かなと思います。(長尾はよく「よだれが出る」と表現しています。よだれ駆動開発です。)
 
JPTでは毎月担当者が好きなことについて話すLT会というものがあります。僕は担当した時に「長尾、自己満開発の歴史」というテーマで話しました。大学時代に友人と「コーンフレークプリンター」というコーンフレークで絵を描くプリンターを作ったんですよ。「朝の忙しい時間にちょっと素敵な朝食を食べたいな」という時に、ボタンを押すと身支度している間にプリンターからアートになっているコーンフレークが出てきて、それを食べてから出社することができるというものです。東京ビッグサイトで展示もしました。これはあくまで趣味の範疇でしたが、開発を成功させるための「銀の弾丸はない」と言われる世界で、「作りたいから作る」と思えるのは、開発者視点ではかなり重要、銀の弾丸に近いものだと思っています。
 
何を面白いと思うかは人によるので、その人がどこに興味を持っているのか、こう話したら面白いと思ってくれるかな、というのを大事にしています。それと同時に、「自分が面白いと思っていることは面白いはずだ!」という自分へのブレない自信も高めていきたいですね。僕にとっての面白さがベースにあり、そこに従業員が共感してくれて面白さがさらに深まれば良いと思っています。ただ、仕事は“面白い”だけでは通用しないので、周りが「面白いことが価値になっている!」と納得できる物語を作っていかないといけません。その点については、僕はストーリーを作るのがうまいかもしれない、と思っており、自信を持っている点です。
 
「面白さを仕事に繋げていくこと」
将来、僕の後に続く人にもこれを引き継いでいってほしいですね。

幕張メッセで「プロ野球中継ぎ酷使問題」に関して語っている様子

ー今考えている面白いアイデアはありますか?差し支えない範囲でお聞きしたいです。

先日、東京ビックサイトで開催されたTOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールドに出展しました。JPTでは日揮グローバルが提唱する月面スマートコミュニティ Lumarnity® (Lunar Smart Community®)を体験できる「Lumarnity VR」、空間設計部と共同開発中の「プラント研修ゲーム」、そしてオリジナルコンテンツである「JPT資料館メタバース」を準備しました。

JPT資料館(メタバース)

このVRを活用して、アバター採用にチャレンジしてみたいと今考えています。性別や障害も関係なく、アバターとポートフォリオだけ持ってきてください、というアイデアです。アバターだと、僕もその人が何者であるのか全くわからない。誰が来ても良くて「やりたい!」という気持ちと能力さえあれば働ける。そんな場をJPTが作りたいと思っています。

僕もJPTで採用に携わっていますが、障害名や属性を取り払って、契約後も明かさずにやってみたらどうなるんだろう、これまでやれていないのは何でなんだろうと。JPTでやることにすごく意味があるし、やる理由も説明できます。うまくいったらこういう事例ができたと胸を張って言えるので、実験することに躊躇わずにチャレンジしていきたいですね。

▼TOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールド出展
【技術イベント参加】JPTがTOKYO XR・メタバース&コンテンツビジネスワールドに出展しました。 | 日揮パラレルテクノロジーズ株式会社 (jgc.com)--------------------------------------------------------------------------------------

「コーンフレークプリンター」や「アバター採用」など、あっと驚く“面白い”アイデアや興味深いお話が出てきました。これからどんな新しい“面白さ”がJPTから発信されていくのか、ますます楽しみです!
 
次回は3月付で発表されたJPTの社長交代について、そして今後のJPTについて、長尾さんのお考えをお聞きしていきます!

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