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JPT役員が語る!将来のJPTを担う人たちへ伝えたいこと ~第3回社長インタビュー 社長に求められる役割と責任~

前回までの「設立の経緯と想い」「現状と今後の課題」では、社長の成川さんがどのような決意と覚悟でJPTを立上げ、そしてこれからのJPTがどのような姿を目指していくのか、お伺いしてきました。
今回からは、JPTの社長ポジションについて成川さんにインタビューしていきます!

                   (執筆:JPTアンバサダー ぽり)

▼各記事へのリンクはこちら
第1回:設立の経緯と想い
第2回:現状と今後の課題
・ 第3回:社長に求められる役割と責任(本記事)
・ 第4回:社長の仕事の面白さと大変さとは?
・ 第5回:将来のJPTを担う人たちに向けて

-JPTの社長として、社内外から求められる役割と責任は何でしょうか?

一番重要なことはブレないこと。どんなことをするにしても、ミッションに立ち返り、「誰もが対等に働ける社会の実現」に近づくためにはどちらが良いか、という判断基準を持ち続けることが大事です。ただし、その基準で出す答えには、その人なりの解釈やその瞬間の会社の状況などが絡んでくるため、これまでと同じ判断になるとは限らないと認識することも必要ですね。

また、目の前の事象だけでなく、日本全体で、社会として、障害者雇用のみならずあらゆる意味での働くことに関して、大所高所からの「こうあるべきだと自分は思う」という、ある種の宗教観のような信念を持つ。JPTのように働き方のイノベーションを起こそうとしている会社だからこそ、どんな思いで、どんな考えで日々を過ごしているのか、社長として問われているように感じます。

-ブレない軸と俯瞰的な視点を持つことが重要なのですね。日揮グループの皆さんから見ると、JPTはどんな会社と見えているのでしょうか?

障害という特性を持っていることは念頭にあるものの、シンプルにITのスキルが高い人たちが集まっていて、発注コストがかからない(JPTは日揮ホールディングスのIT化を支援)、使い勝手のよい組織だと思われている(思ってもらえている)と思います。

他には、一部の人には「誰もが対等に働ける社会の実現」というミッションが魅力的に映っていて、単なるコストセンターではなく手伝えることがあれば何かしたい、と思ってもらえるような、日揮グループの中でもミッションドリブン要素の強い特殊な存在なのではないでしょうか。

-JPTの社長ポジションや社長の仕事にはどのようなイメージが持たれていそうでしょうか?

概ね、このような感じかと思います(下記参照)。  

・ 日揮の中で若くして獲得できる、肩書(対外向け)の最高峰
・ DE&Iが声高に叫ばれる昨今のトレンドのど真ん中にいる
・ 社長をしていても働きやすい(フルリモート、フルフレックス、時短)
・ 創業者の二人(現社長と現副社長)にしか務まらないと思われている
・ やっぱり精神・発達障害者の管理をするのは大変そう

上記イメージの通りのところもありますし、それ以外にも楽しかったり苦労したりする部分はありますが、それはあくまでも「現時点で、僕が社長を務めている場合」のことであり、社長が変わればその人のスタイルにあった経営をしていくべきだと思います。
そういう意味で、若い頃から自分(たち)が考える理想の事業・組織を、日揮という大企業の中で作っていけるのはかなり貴重であり、経営を志す人材にとって魅力的に映るのではないかと思っています。
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一般的に経営者の仕事は大変そう、苦労が多そう、といったイメージが持たれがちですが、JPTの社長になると若くして責任のある仕事にチャレンジできる、社長も時短できる、といったポジティブな面もあり、JPTミッションへの魅力とあわせて興味・関心を抱いている方が多くいそうだと感じました。

▼JPTの短時間勤務制度について
社長でも時短できる!限られた時間で仕事を終わらせるコツ|日揮パラレルテクノロジーズ公式note
パパも時短取っていい。時短でキャリアをあきらめないためにできること|日揮パラレルテクノロジーズ公式note

一方で、やはり特例子会社であることから、障害への理解がないと務まらないのではないか?といった不安やネガティブなイメージを持っている方もいらっしゃると思います。実際のところ、何が大変で、どんなことが面白くやりがいがあるのでしょうか?
次回成川さんに詳しくお聞きしていきます。お楽しみに!

                              (続く)




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