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(前編)『みんなで作ろう!Hotto&Motto』を開催しました

さっそくですが、長く働きたい会社って、どんな会社ですか?

働き方を選べる、社内の風通しがいい、給与や福利厚生がちょうどいい、残業が少ない、やりがいのある仕事ができる、適切に評価される、など…

価値観や状況によって、条件や優先順位は違うと思うのですが、
その根底に「居心地のよさ」を求めている人は、多いのではないでしょうか。

今回は、そんな「働くうえでの居心地」をテーマに
『みんなで作ろう!Hotto&Motto』を実施しました。

(執筆:JPTアンバサダーあやこ)

企画の背景

JPTの働き方は「フルリモート・フルフレックス・一人1プロジェクト」で、
得意なことを、納期に迫られず、自分のペースで進められる環境を整えています。

一方で、課題として「社員間の交流が少ない」が見えてきました。
勤務時間・場所も、仕事内容も、みんなバラバラの中で、
「社員間の適度な距離感」が、より居心地のいい会社につながるのでは?

そんな思いで、『みんなで作ろう!Hotto&Motto』を企画しました。

①まずは居心地の現状を社員に実際に聞いてみよう!

とはいえ、湧いてくる疑問…。
一人1プロジェクトで、固定化した人間関係がない環境で、
居心地がいいってどんな状態?? そもそも必要なのだろうか??

そこで、まずは「今の居心地をどう感じているのか」を社員一人一人に聞いてみました。
概要は以下。

■方法:オンラインの個別面談
■対象:社員10名
■時期:2022年7月下旬~8月上旬
■ヒアリング内容

今回は、JPTアンバサダーあやこが、社員1人ずつ面談をしました。
ほぼ初対面にもかかわらず、ざっくばらんに、
仕事のやりがい・悩みから、時にはプライベートな話までも聞かせていただき、
話を聞くこちらが居心地のよさを感じてしまうような、そんな時間でした。

②居心地の現状分析をしてみると…

一人一人に聞いてみた結果、
現状の居心地におおむね満足しているものの、
「これができたらいいな」「このシーンではモヤモヤする」などの気持ちが
ぽつりぽつりと出てきました。

さらに、分析してみると、居心地の要素は4つに分類できます。

そして、居心地の現状・理想・課題を、要素別に見てみると、こんな感じです!

【業務】
 ①現実・原因
 ー居心地がよい時
  ・自分のペース・裁量で仕事しやすい
  ・仕事量が丁度いい
  ・仕事が楽しく達成感ある
  ・色々と技術を試せる(納期ないため)
  ・新しい知識・技術が身についたと実感する
 ―居心地がよくない時
  ・業務が違い、社内で技術的な質問しにくい
  ・打合せ前に、どのように話すか緊張する
 ②理想
  ・他の社員のスキルや得意がわかる
  ・技術的な知識が深まっている
  ・質問待ち等のタイムラグが少ない
  ・仕事が進めやすい
  ・情報が探しやすい
 ③課題
  ・他の社員のスキルや得意を知る
  ・技術的な知識を深めていく
  ・質問の機会があるといい
  ・仕事のやり方・ノウハウの共有ができる

 【評価】
 ①現実・原因
 ー居心地がよい時
  ・仕事先から感謝状もらったとき
  ・評価があるとき
  ・仕事先から提案を求められたとき
  ・面談でフィードバックもらえるとき
 ー居心地がよくない時
  ・社内で評価されにくい
  ・認められていると感じにくい
 ②理想
 特になし
 ③課題
 特になし

 【働き方】 
 ①現実・原因
 ー居心地がよい時
  ・フルフレックスで時間調整できる
  ・時短だが、人と比べずに焦りがない
 ー居心地がよくない時
  ・休んだ時に焦りがある
  ・在宅だと過集中で残業してしまいがち
 ②理想
 ・職場のルールが明確になっている
 ・特性に対処できている
 ・生活リズムが整い体調が安定している
 ・オンオフのバランスがよく、資格の勉強ができている
 ③課題
 ・特性への対処法を知る
 ・職場のルールなどがわかるといい

【コミュニケーション】
 ①現実・原因
 ー居心地がよい時
  ・ディスコードにネタ投稿しているとき
  ・適度な距離感があるとき
  ・踏み込まれない時
  ・近況報告(分報等)があるとき
  ・しゃべり場などでオンラインで話せる
  ・昼礼などで人柄がわかるとき
  ・関西組でリアルにあった時
  ・雑談ではなく、仕事で一緒に話すとき
  ・成川さんとの面談
 ー居心地がよくない時
  ・質問の返信の待ち時間が不安
  ・イベントや研修に参加できない時
  ・研修などでフリーで話すとき
  ・雑談の時に話の切り出し方がわからない
  ・社員に相談しにくい
  ・人に伝える為に準備をしているとき
  ・リアルである機会が少なく寂しさを感じる
 ②理想
 ・つながりが適度に空いている
 ・必要以上に気遣い・しがらみがない
 ・社員同士が知り合って、人柄がわかる
 ・周りの人と共有しやすい
 ・リアルのコミュニケーションがある
 ・フリーなコミュニケーションの場が少ない
 ③課題
 ・社員同士でお互いの価値を認め合う
 ・人狼ゲームなどで人柄がわかる
 ・メタバース(バーチャルオフィス)でリアル に近いコミュニケーションがとれる

③『みんなで作ろう!Hotto&Motto』企画案、できました!

そして、現状を踏まえた上で3つの企画案ができました。
ゴールは「企画実施後に社員に言ってもらえたら成功!」の言葉です。

A案:技術の共有会(業務編)
ゴール→「この仕事のことは、あの人に聞いてみよう」
内容→仕事で質問・相談できる相手が社内にいることがわかる
お互いの仕事の価値を認め合う

B案:働くうえでの困りごとケースワーク(働き方編)
ゴール→「この対処法、まねしてみよう」
内容→働くうえで困りごと(特性・症状・仕事の進め方等)への対処法を一緒に考える
事例からグループで一緒に考える

C案:オンラインでのコミュニケーションゲーム(コミュニケーション編)
ゴール→「〇〇さんの考え方や価値観がなんとなくわかってきた」
内容→人狼ゲームなどゲーム形式で人柄(考え方・価値観等)を知っていく
ゲーム内容は社員が詳しいので、社内で募りたい

企画の内容

そして、社内で検討した結果、
B案『働くうえでの困りごとケースワーク(働き方編)』に決定!!
働くうえで困りごと(特性・症状・仕事の進め方等)への対処法を、
事例を交えながら、グループで一緒に考えるケースワークに決まりました。

企画実施後に「この対処法、まねしてみよう!」と社員に言ってもらえたら、大成功です!

①つぎにケースワークの事例を作ろう!

さて、企画案が決まったところで、ケースワークの事例を作るべく、
社員の協力を多分にもらいながら、事例集めを行いました。

■方法:事前アンケート
■対象:社員10名
■時期:2022年8月中旬~8月下旬
■アンケート内容:
「働くうえでのどんな困りごとがありますか?」
困りごとの範囲は、働くうえでの特性や症状・仕事の進め方。
事例にする際は、内容を一部変更して個人が特定できない形にして取り扱います。

②はたしてどんな企画になったのか…

事例も集まり、あとは当日に向けて準備するのみ。
はたしてどんな企画になったのか…

企画の詳細や結果は、また次の記事で紹介していきます。

→次回「(後編)『みんなで作ろう!Hotto&Motto』を開催しました」に続く。


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