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娘の留学に伴うゴタゴタ話⑥

またまた前回の続き。

気が重くなりつつ、おうちに帰ったパーとわたし。

カード会社とのやりとりが一段落して、長女にラインしました。

「不安だったね。でももう一枚カードあるし、あと2つの財布はあるし、お金のことはなんとかなるから大丈夫!気をつけてね」

長女からは
「まあ、なんとかするから大丈夫。頑張るし」

うんうん…そうね…

不安だろうけど、まあそんな返事をしてくるんだから、自分でも気持ちを切り替えようとしてるのかな、と思うと、ちょっとぐっときました。頑張れ~がんばれよ~と思いながら。

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その日の夜、いまごろどこを飛んでるんだろうと思いつつ、寝ました。娘がどこにいるのかよくわからない状況って、初めてだなあ。飛行機の中か、それとも乗り継ぎのどこかの空港か…とりあえず、日本にはいないんだもんなあ~。

カードをとめちゃったけど、よかったのかな。もし、リュックの中にあっても使えないんだもんな…

新しく作って送ればいいと思ったけど、よくよく考えたら、クレジットカードを海外に送るのってどうなんだろう?危なくない??ネットで調べてみました。「クレジットカード 海外 送る」。いろんなサイトをみてみましたが、全体的にまとめると、あまりお勧めはしない、という感じ。やはり。送るときの保険は、カード本体、つまりプラスチック板の値段くらいなものしかないとのこと。こわい。途中で紛失してしまうと、もう追っかけられないもんね。どうしよう…簡単に送ればいいや、と思ってとめちゃったけどだめだったかな。いや、でもあのままもし、とめなかったら、今頃「カード、もし本当に落としてて外国人の悪い人に盗られたりしたらどうしよう」って気が気じゃなくて、ゆっくり眠れないかも…

これでよかったんだ。とりあえず、寝よう。

そう自分に思い込ませ、寝ました。

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夜中、やはり気になってたのか目が覚める。スマホをチェックすると長女からライン。

「てか財布あった」

あったんかー----い!!!!!

リュックの奥底にあった、とのこと。

あったんかー-----い!!!!!(2回目)

まあ、よかったけど…。

やっぱりあったか~。

「カード、これ使われへんのやんな?」と娘。
そう…使えないのですよ。止めるとき、言ったよな。

ああ、止めんかったらよかった…

いまさらながら思いました。

そうすると、これからはカードをどうやって送るか、が問題。またこれ、長くなるので、次回書きます~

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長女が出発した次の日の朝。

なんにもラインが来ないので、「着いた?」とラインすると、着いた、と返事。着いたならラインしてほしいもんです。時差はマイナス13時間。こちらが朝8時だと、向こうは夜の7時です。

ところが、寮についたはいいけど、なんと停電で真っ暗とのこと。一人一部屋なんですけど、部屋のドアは体当たりしないとあかないし、停電で真っ暗だし、水も出ないと!なんと!!そんなことある?

ごはんたべられた?と聞くと、ごはんは(誰かは知らないけど)買ってきてくれて食べられてるとのこと。とにかく、娘の説明も少ないし、状況がよくわからないので、またまた不安になる。

でも、どうしようもない。誰かが大学のサポート窓口とかに電話はしたらしいけど、結局すぐ直るものでもなく、現場の様子はよくわからないままですが、みんなシャワーを3日間浴びられず、そのまま現地の学校に行ったそうです…停電はわりと早い段階で治ったけど、トイレもしばらくは流せなかったそう…。

こちらとしては、大学からの留学だから、その辺はきっちりとしていてくれているとか思いこんでたんですけど、やはり海外は何があるか本当にわかんないですね…

娘に「えっ!大丈夫?」とラインすると、「わたしは大丈夫だけど、みんながイライラしててそれが嫌」と言ってきた。そりゃイライラするだろうさ!現場の混乱を思うと、これまた心配に…でもまあ、ほんとにどうしようもなくて。

っていうか、結構そういう状況でもアンタ生き延びられるんだね、とおもい、そこはちょっと意外でした。思ってる以上に、長女はずぶとく生きられるのかもしれない。それは今回の留学で、何度かありました。うーん。なんでかわかりませんが、意外にそういうとこ、いけるみたいで、それは発見でした。そう、なんとかしてやっていくんだよ!がんばれがんばれ、と思いながら。


一週間ほどすると、停電、断水などもすっかり収まり、すこし落ち着いたようで、とにもかくにも、こうしてバタバタのアメリカ生活が始まったのです~。

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財布はあったんです。ドキドキしてくださったみなさん、ありがとうございました。
今度は、「カードを送る」「お金を送る」ことについて、私がゴタゴタしたことについて、また書いてみたいと思います。自分的には細かく書くと、まだいろいろ書いておきたいことがあります。
少し記憶が薄れそうになりますが、なんとか思い出して書いていこうと思いまーす!

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