「ビートルズその他について」
今久しぶりにビートルズを聴いている
ナウアンドゼンが出たからというのもあるけども、それとは関係なくんあんか久しぶりに聞いた
私はどのアルバムがと聞かれるとダントツでホワイトアルバムが好きだ
特にバックインザUSSRからディアプルーデンスのあたりで完全に異世界に入っていくあの感じが好きだ
その関連でこの前ジョンにまつわるエピソード50というのをYouTubeで見た
知ってはいたけども、ある種かなりの狂人だった 思ったよりも狂人だった本当に
ロックの世界には狂人としか言い表せないエピソードを持つ人が何人かいる
そしてそれらはどこかマッチョな世界というか、無理やりやっている人もいて、そういう人はなんとも思わないけども、代表格でいうとジョンとザフーのドラマー キースムーンもナチュラルに狂人だった人だと思う
一般的に見たらフーのピートタウンシェンドも相当だと思うけども、その彼を見ても一般的かなと思ってしまうくらいキースはぶっ飛んでる
でも、やっぱり作り物ではなくこういったナチュラルな人を見ると惹かれてしまう
なぜこうなんだろうと思ってしまう
二人とも、ジョンは音楽の、キースはドラムの天才的な才能があったからあのように扱われたけども、もしそうでなかったらとんでもない厄介者であったことは想像に難くない
また、二人に共通するのは何者にも縛られない
誰も何も彼らを拘束することはできないという自由な生き方だと思う
そんな中でもたとえばキースは曲が始まったらピッタリとリズムを外すことなく誰よりもオンタイムで叩く、これがまた面白い
ジョンはどこか危うげな雰囲気をいつも漂わせていた悲しげというか、生い立ちにも関係があるのだろうけども、そういった部分も人の心を大きく掴んだと思う
音楽というのは不思議だけど、こういった人たちを救う許容がある
芸術と音楽の世界でこういった方々も生き生きと生きていく世の中が引き続き見たいなと思っている
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