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阪神タイガース岡田監督から学ぶ経営戦略と評価基準の一貫性

両想いのご縁に恵まれる「人生の経営者」を共創するパートナー、WEBマーケティング戦略コンサルタント、サッカー戦術デザイナーのぱっち社長です。

正しい経営戦略を作っても、それが機能しないことが多々あります。
また、経営者の思い通りに社員に動いてもらうことは難しいです。

そこで今回は、阪神タイガース岡田監督の事例から、経営戦略を機能させるために「社員をどう有効活用するか」を見ていきます。

今年大きく改善された成績

2023年の阪神タイガースは、2022年と比較して「四球数」が大きく増えました。

2022年は143試合で四球数は358個、一方で2023年は現在55試合を消化して203個です。
143試合に換算すると528個、2022年より170個も増えている計算です。

ちなみに2022年の四球数トップはヤクルトスワローズの442個。
今年の阪神タイガースがいかに突出しているかがわかります。

四球数が増えると、それだけ得点チャンスが増えます。
今年の阪神タイガースが首位を快走する理由の1つは、四球数の増加と言われています。

四球が増えた理由

阪神タイガースの岡田監督は、以前から「四球はヒット1本と同じ」という考えで、四球数を増やすことを重要視している監督です。

そこで、2023年シーズンの開幕前に「四球の査定ポイントを上げてほしい」と球団に伝え、了承を得ました。
そして選手にも、「四球を増やせば給料が上がる」と伝えました。

戦略と評価基準に一貫性を持たせ、戦略を機能させた好例です。

戦略と戦術は一貫しているか

2023年の阪神タイガースは、得点チャンスを増やす手段として「四球を増やす」という戦略を選択しました。

そして、「四球を増やせば給料が上がる」という新たな評価基準を作り、選手たちの四球に対する意識を高めるという戦術を採用しました。

戦略が優れていることはもちろん、戦略を機能させるための戦術も見事です。
経営戦略と評価基準に一貫性を持たせることがいかに重要か、岡田監督が教えてくれています。

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