お花入れ
葬儀会社で研修中。
葬儀で住職が読経、弔電や弔辞、喪主挨拶後、
「この後はお花入れとなります。
準備をいたしますので、ご参列の皆様は式場外にてお待ち下さい。」
などのアナウンスが入り、参列者は一旦締め出されます。
この時、式場内では何をしているのか?
棺を真ん中にお連れし、蓋を取る。
皆様から頂いた供花の花や、祭壇に使用している花を全て抜く。パラやゆり、菊などの大きな花は頭だけに、小さな花は短く切りそろえる。
お盆に入れて取りやすくする。式場内を整える。ここまで大体10分から15分位。
準備ができたら参列者をお呼びする。
参列者の方々には、準備した花を全て棺に入れていただきます。
予めお顔まわりの花をご準備頂いていることもありますが、それ以上に棺を花いっぱいにします。
先日研修で同行した葬儀は、ひまわりの花とバックスクリーンの青空が特徴的な夏の祭壇。
お花入れのとき、ひまわりも白バラもカーネーションも全て入れていただきました
何も感じない。
何もわからない。
それでも、沢山の花に囲まれて旅立つ自分を想像する。
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