およそ1年ほど前、日本が韓国をホワイト国グループから除外しました。そもそもホワイト国とは貿易の際にズルをしない、輸入品を悪用しない、悪用しそうな国に再び輸出しないという確証のある国のことです。今回の疑惑としては韓国が輸入したものがシリアやイランに流れて武器や兵器を作るために悪用されてるのでは？というものでした。
この除外に対して韓国は｢除外するんならGSOMIAも辞めてやる！｣と主張しました。GSOMIA(ジーソミア)とは米国 韓国 日本の3国の間で軍事情報を共有するというものです。例えば北朝鮮がミサイル飛ばす時、韓国の方が地理的に距離が近く情報を早く手に入れられるがしれません。その情報を自分のものだけにせずに同盟国に共有すれば対策も早くとれます。

日本と韓国の関係性で重要なキーワードが3つあります。👆

このキーワードを知るためには韓国の誕生秘話を知る必要があります。時は日露戦争後、ロシアとの戦いに勝ったとされる日本は国際的地位が爆上がりし、江戸に結んだ不平等条約も改正されることになりました。そこで日本はヨーロッパが植民地を増やすことが強さの秘訣だと考え、韓国を支配しヨーロッパ諸国に認めさせたのでした。
この支配体制が変わるのが第二次世界大戦後です。戦後、日本の領土はベトナムと同様に米国の資本主義グループとソ連の社会主義グループが支配を引き継ぐことになります。朝鮮半島では北側はソ連が手助けする北朝鮮、南側はアメリカが支援する韓国となりました。
朝鮮戦争で両者は戦い、北緯38度線で休戦となりました。(終戦ではなく一旦止めてる感じ)ちなみにこの朝鮮戦争で日本は米軍を手助けしたことにより沖縄県を返してもらいます。また朝鮮戦争での物資が必要ということで日本のものが売れに売れ、好景気に変わりました。なんとも皮肉なものです。

その後韓国とは日韓基本条約を結び、賠償金を払うことで手を打ちます。
しかし、韓国は未だに被害者の気持ちに寄り添ってないと主張しています。

しかし、2002年に韓国の大統領によって徴用工問題は既に解決したと主張されました。
ですが今度は竹島の領土問題が問題視され日韓関係は大きく傷を受けてしまいます。

ここで竹島問題のお互いの主張を見ましょう
日本は｢サンフランシスコ条約で領土は手放すといったが竹島はそこには書いてへん！｣
韓国は｢江戸時代の記録では竹島は日本のものではないと書いてるよ｣
これに対し日本は｢その竹島って今の竹島じゃないかもしれへんやん！｣
どう思いますか？

韓国を知るためにはもうひとつ重要なことがあります。韓国は大統領より国民の方が力関係は上だということです。これは過去に国民のデモにより大統領が辞めさせられるという経験が国民を強くしています。
さらに韓国は建国したのが最近の国であり、日本からの支配から脱却して独立したという誇りがあります。なので韓国が反日だと言われるのは当然のことなのです。そして大統領は自分の人気や支持を得るために国民の心の奥底にある反日感情をゆさぶるのです。
しかし大事なことは世の中にはいろんな人がいるということです。反日だから全員がそうではないということが大切だと思います。自分にも好き嫌いがあるように日本人全てに共通する好き嫌いはほとんどないはずです。過去の過ちは悔い改め、共存共栄の道を選ぶことの方が何世代にわたって対立するより簡単だと思います。