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トランプVSバイデン

国のトップは国によって違いますね。王国ならば国王、共和国なら大統領または首相。今回話すアメリカでは大統領が政治をしていますが、他国には大統領と首相がどっちもいる国の方が多いんです。大統領は元々は国家元首、つまり国の顔になる存在ですが、政治はしません。なぜなら首相が政治はしますからね。ちなみに日本は天皇が国家元首で大統領ではなく首相ですね。つまりアメリカだけが大統領が国家元首と首相の役割どちらもを兼ねている特殊な形になります。
ではこのアメリカ大統領、どのような経緯を経て選ばれるんでしょうか?日本と同じく選挙じゃないの?いいえ、ちょっとその辺複雑なんです。

アメリカは本名 アメリカ合衆国です。50の州が集まってできた国ですよね。でもこれ日本の都道府県みたいなものだと勘違いされやすいんです。全く違います!50の州とはまるで50の国として考えるといいでしょう。法律などのルールは50の州それぞれで異なるんです。税率ももちろん違いますね。
アメリカという国は大統領と連邦議会によって政治が行われます。連邦議会とは州の知事が集まったグループみたいなものです。大統領だけに権力がいかないように、連邦議会が法案や予算案などの決定をします。大統領に反発できるのも連邦議会の強みですね。
つまり大統領は連邦議会が決めたものを政治として行うといった形になってます。もちろん大統領にも拒否権はあるようですが、、

ではこの大統領や州知事はどこから選挙されるのでしょう
アメリカには多数の政党がありますが、人口の集中などにより必ずといっていいほど共和党と民主党の決戦になります。
まずは党大会にて各党は代表1人を決めます。この後、ニュースでよく見る言い争いに発展します。つまり必ず一騎打ちになるから国民は白熱するんですね。確かに2人だとわかりやすい!

では11月に予定されている選挙についてです。
州の人口比率によってポイントが配分されています。人口が多ければ多いほどポイントが高いということですね。これを両者が取り合うわけです。しかし必ずポイントが入るわけじゃないんです!その州で過半数取った人がポイントを総取りできるんです!
ちなみに全体の538のうち連邦議会の上院と下院のポイントを引くと3残ります。この3ポイントは首都 ワシントンDCになります。このDCは特別区という意味で、この首都はどこの州にも属さないとされています。

では各党の特徴と出馬者です。
まずは共産党のトランプ。共産党は白人を中心とした政党です。この党は「自国優先」をモットーとしています。なのでトランプもWHOやTPPなどから脱退を示したりと国際協調より自国の利益を優先しています。また政府の国民へのサポートは最小限に留めて、国民の自由性を尊重しています。アメリカの経済こそ最優先!経済を止めるぐらいならコロナの自粛なんて必要ない!って感じの政党になってます。
またトランプは中国にあるアメリカ企業の工場を国内に戻そうと考えています。理由は大きく2つです。1つ目は中国との関係悪化によるもの。2つ目は白人の失業者を減らすことです。アメリカではアメリカ国内で子供を産めばアメリカ人とするそうです。ならば隣国からすると、できるだけ環境の良いアメリカで子供を産みたいですよね。そのためにどうするか、移住です。トランプはメキシコからの移民が増加し、移民のほうが安く働いてくれるということで白人よりも移民を雇うことが許せないのです。

トランプは問題点もあります。👆

一方で民主党です。今回はバイデンが出馬します。
この党は移民の人々がサポートする政党で、共産党と正反対です。政府が国民の生活をサポートしたり、国際協調を優先し、軍事費を削減、巨大企業への税金を値上げしたりと共産党とはまるで反対のマニフェストになっています。

そんな民主党からはバイデンが出馬します。
彼は元々オバマ大統領の副大統領を務めていました。しかし彼にも問題点があり、息子の汚職や、中国企業との癒着があります。
誰になっても世界は変わります。どちらを応援しますか?来月が楽しみですね!

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