「来てよかった」と思える場所
先日、伊豆・下田へ行ってきました。
のんびりするための旅行だったのだけど、せっかくなので下田海中水族館にも行くことに。水族館好き。
過去に何度か行ったことがあって、小さい水族館だという記憶しかなかったんですけど、今回はすっっごく楽しかった。
その理由はたぶん、カワウソに餌をあげられたことだと思います。かわいかったあ。
ふつう、水族館の餌やりって、決まった時間に予約制とか先着順とかだと思うんですけど、あのスタイルだと「恥ずかしいし…」「子ども達にゆずろう…」と思って、なかなか大人の自分は体験できない。
でも下田海中水族館は、カワウソの隣にガチャガチャ(カプセルトイ)で数量限定の餌(おやつ)が販売されていて、誰でも、いつでもあげられるスタイル。他にも、ウミガメも餌が無人販売所で販売されてた。牧場とかだと、このスタイル結構見かけるよなあ。
ガチャガチャでカワウソのおやつを買って、この穴からひょいっと渡すと、おやつを取るついでにわたしの指をカワウソがぎゅっと握ってくれて、そりゃあもう、はっぴー…かわいい…。最高でした…。
今回、わたしが勇気を出して(?)カワウソとの触れ合いにチャレンジできたのは、
・混雑せず空いてたこと
・誰でも気軽にできる雰囲気
が大きな理由だと思います。
特に、意図的ではないかもしれないけど、混雑してないって大きい。たくさん人を入れれば、それだけ売上は上がるのかもしれないけれど、満足度は下がりそうな気がします。
一方で、ひとりひとりがじっくり楽しめる環境だと、お客さん(わたし)に積極性が生まれて、体験を通して「特別な場所」にしてもらえるんじゃないかな、と感じました。
何事も、つくり手8割、受け手2割のような感じで、最後に「来てよかった場所」「買って良かったもの」に仕上げるのは受け手側なんだよなぁ、と。
ちょうどこの旅で「売上を減らすこと」についての本を読んでいたので、そんなことを考えました。この本の話は、また次回!
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