心が苦しくなる狭い世界

さかなクンの一魚一会に記されていた
クラスメイトへのいじめ問題を
お魚の世界と重ね合わせた
『小さな世界でいじめは起きる』
というお話がありました。

広い海では仲良く
群れをつくって泳ぐメジナ。

だけど、狭い水槽の中にいれていると
ある一匹のメジナが突つかれて
ケガをしたそうです。

いじめられているメジナを
別の水槽にうつすと、
今度はまた別のメジナがいじめらるように。

そのメジナを別の水槽にうつしてもまた、
別のメジナがいじめられ、
いじめがなくならなかったそうです。

『お魚も人も、狭い限られた世界にいると
心が苦しくなっちゃうのかな。』

と、心を痛めるさかなクン。

狭い世界から解放された安堵感

いじめを受け、暗い表情をしていた
クラスメイトをさかなクンは
釣りに誘ったそうです。

狭い世界から解放された
安堵感もあったのか、
そのクラスメイトの表情は明るくなり、
笑顔を見せてくれるようになったそうです。

狭い社会の外にある広い世界

以前私が書いた記事
お笑い芸人キンタローさんの話でも
クラスメイトとコミュニケーションが
取れず、塞ぎこんでしまっていた時、
狭い社会の外に出てみようと
カナダにホームステイに行ったことで
気持ちが切り替わったそうです。

視野を広げることで目の前のことも見え方が変わる

目の前のことに深刻に悩んでしまった時
というのは、視野が狭くなりがち。

だけど、目の前の世界の外には、
全然知らない世界、
身近にはいないような、
これまで出会ったことのないような
人たちが無限にいる。

そんな未知の世界や
未知の人々に出会ったら、
悩んでいる暇も
人のことをどうこう言ってる暇も
ないのではないかと思いました。