朝、仕事(私)と学校(息子)に行く前の
息子への言葉のプレゼント

と伝えると、鉄児はとても嬉しそうに
私にぎゅうっとしがみついてきたので、
急いでいたけれど、
私も鉄児をほんの数秒ぎゅっと抱きしめて、

「よし！行こう！」

と、家を出た。

周りの子と比べると、
できるようになるまでの時間が遅くて、
一見できることが少なく
見えるかもしれない。

多くの子が当たり前のように
できていることを、
息子はできなかったり、
嫌がってやらなかったりということもある。

そんな息子を他の子と同じように
教育できない自分を責めたこともあった。

そんな息子のできないことや
嫌がってしまうことばかりに注目して、
心配したり、不安に思ったりして、
息子の良さに気付けないのは悲しいと
思うようになった。

『こうでなければいけない。』

とガチガチに縛っていた自分の思い込みを
少しずつ手放していき、
自分を解放させていくとともに、
萎縮して固まっているように
見えていた息子ものびのびと、
自分を表現するようになってきたなぁと
感じる。

特に最近は、急成長してきた気がする。

家ではゆるゆる子育ての私で、
息子も自由奔放に過ごしているけど、
きっと学校ではすごく気を張って
頑張ってるんだろうなぁと
しがみついてきた息子から
感じ取れた。

目の前の息子の姿
自分が見えている姿だけが
息子のすべてではないということを
意識した。

そんな朝があった以後の息子は
学校での活動に積極的に
向き合っているように感じる。